1.3. 管理コンポーネントの使用
QuayRegistry
カスタムリソースを指定しないと、Operator は以下の管理コンポーネントについてデフォルトを使用します。
- postgres: レジストリーメタデータを保存するには、Software Collections から Postgres 10 のバージョンを使用します。
- redis: Quay ビルダーの調整および一部の内部ロギングを処理します。
-
ObjectStorage: イメージレイヤー Blob を格納するには、Noobaa/RHOCS によって提供される
ObjectBucketClaim
Kubernetes API を使用します。 - clair: イメージの脆弱性スキャンを提供します。
- horizontalpodautoscaler: メモリー/CPU の消費に応じて Quay Pod 数を調整します。
- mirror: リポジトリーミラーワーカーを設定します (オプションのリポジトリーミラーリングをサポートするため)。
- route: OpenShift の外部から Quay レジストリーへの外部エントリーポイントを提供します。
- monitoring: Grafana ダッシュボード、個別のメトリクスへのアクセス、Quay Pod が頻繁に再起動されていることを通知するアラートなどが含まれます。
- tls: Red Hat Quay または OpenShift が TLS を処理するかどうかを設定します。
Operator は Red Hat Quay が管理コンポーネントを使用するために必要な設定およびインストール作業を処理します。Quay Operator によって実行される事前に設定されたデプロイメントがお使いの環境に適さない場合、以下のセクションで説明されているように Operator に unmanaged
のリソース (オーバーライド) を指定できます。