10.3. QuayRegistry のアップグレード

Quay Operator を起動すると、監視するように設定されている namespace にある QuayRegistries を探します。一つでも見つかれば、次のようなロジックになります。

  • status.currentVersion が設定されていない場合は、通常通りリコンサイルを行います。
  • status.currentVersion が Operator のバージョンと等しい場合は、通常通り調整を行います。
  • status.currentVersion が Operator のバージョンと一致しない場合は、アップグレードできるかどうかを確認します。可能な場合は、アップグレードタスクを実行し、完了後に status.currentVersion を Operator のバージョンに設定します。アップグレードできない場合は、エラーを返し、QuayRegistry とそのデプロイされた Kubernetes オブジェクトのみを残します。