3.3.2.2. データベース接続引数

表3.2 データベース接続引数

フィールドタイプ説明

DB_CONNECTION_ARGS

オブジェクト

タイムアウトや SSL などのデータベースの任意の接続引数

   .autorollback

Boolean

スレッドローカル接続を使用するかどうか

常に true を指定すること。

   .threadlocals

Boolean

自動ロールバック接続

常に true に指定するかどうか。

3.3.2.2.1. PostgreSQL SSL 接続引数

PostgreSQL SSL の設定例は以下のようになります。

DB_CONNECTION_ARGS:
  sslmode: verify-ca
  sslrootcert: /path/to/cacert

sslmode オプションは、セキュアな SSL/IP 接続がサーバーにネゴシエートされるかどうか、またはその優先度を決定します。モードは 6 つあります。

  • Disable: SSL 以外の接続のみを試行する。
  • allow: 初回は SSL 以外の接続を試行して、それに失敗すると SSL 接続を試行する。
  • preferred: (デフォルト) 初回は SSL を試行して、それに失敗すると SSL 以外の接続を試行する。
  • require: SSL 接続のみを試行する。ルート CA ファイルが存在する場合は、verify-ca が指定されているときと同じように、証明書を確認します。
  • verify-ca: SSL 接続のみを試行し、信頼された認証局 (CA) によりサーバー証明書が発行されていることを確認します。
  • verify-full: SSL 接続のみを試行します。信頼された CA によりサーバー証明書が発行され、要求されたサーバーのホスト名が証明書と一致することを確認します。

PostgreSQL の有効な引数び詳細は、https://www.postgresql.org/docs/current/libpq-connect.html を参照してください。