第3章 タグの使用

タグを使用すると、イメージのバージョンを特定し、同じイメージに異なる方法で名前を付けることができます。イメージのバージョンに加えて、イメージタグはその用途(devel、testing、prod など) や最新バージョン (latest) を特定することができます。

イメージリポジトリーの「Tags」タブで、タグの履歴の表示、変更、追加、移動、削除および確認を行うことができます。また、さまざまなコマンドを使用して、(名前とタグに基づいて) 特定のイメージをダウンロード (プル) するために使用できるコマンドラインをフェッチすることもできます。

3.1. タグの表示および変更

リポジトリーのタグは、「Tags」タブをクリックして、リポジトリーページのタグパネルで表示し、変更できます。 View and modify tags from your repository

3.1.1. 新規タグのタグ付けされたイメージへの追加

新しいタグは、タグの横にある歯車のアイコンをクリックし、「Add New Tag」を選択して、タグ付けされたイメージに追加できます。Red Hat Quay では、新規タグのイメージへの追加を確認します。

3.1.2. タグの移動

タグを別のイメージに移動するには、新規タグを追加するのと同じ操作を実行し、追加として既存のタグ名を指定します。Red Hat Quay は、タグを追加せずに移動することを確認します。

3.1.3. タグの削除

特定のタグとそのすべてのイメージは、タグの歯車アイコンをクリックし、「Delete Tag」を選択して削除できます。これにより、タグとそのタグに固有のイメージが削除されます。イメージは、親子関係から直接的または間接的にこれらを参照するタグがなくなるまで削除されません。

3.1.4. タグ履歴を表示し、過去に遡る

3.1.4.1. タグ履歴の表示

タグのイメージ履歴を表示するには、Actions メニューにある View Tags History メニュー項目をクリックします。上記のページには、タグが過去に参照したそれぞれのイメージと、タグが参照した時間が表示されます。

3.1.4.2. 過去に遡る

タグを以前のイメージに戻すには、必要なイメージが上書きされた履歴の行を見つけ、「Restore」リンクをクリックします。

3.1.5. タグまたはダイジェストでのイメージのフェッチ

Tags」タブで、それらのイメージを使用できるクライアントからイメージをプルする複数の異なる方法を確認できます。

  1. 特定のリポジトリー/イメージを選択します。
  2. 左側の列で「Tags」を選択します。
  3. 特定のイメージ/タグの組み合わせについての「Fetch Tag」アイコンを選択します。
  4. 「Fetch Tag」ポップアップが表示されたら、「Image format」ボックスを選択し、イメージのプルに利用できるさまざまな方法を示すドロップダウンメニューを表示できます。選択内容には、特定のコンテナーイメージをローカルシステムにプルするための詳細なコマンドラインが含まれます。

Get commands for fetching images in different ways

docker コマンドを使用して、タグ名またはダイジェスト名でイメージの通常のプルを選択できます。必要なプルのタイプを選択し、Copy Command を選択します。詳細のコマンドラインがクリップボードにコピーされます。以下の 2 つのコマンドにより、タグおよびダイジェストでの docker プル が表示されます。

docker pull quay.io/cnegus/whatever:latest
docker pull quay.io/cnegus/whatever@sha256:e02231a6aa8ba7f5da3859a359f99d77e371cb47e643ce78e101958782581fb9

このコマンドを、docker コマンドおよび利用可能なサービスを持つシステムのコマンドラインシェルに貼り付け、Enter を押します。この時点で、コンテナーイメージはローカルシステムで実行できます。

RHEL および Fedora システムでは、選択されたイメージをプルし、実行するために、docker の代わりに podman を使用できます。