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第1章 OpenShift での Red Hat Quay の前提条件
以下に、OpenShift デプロイメントで Red Hat Quay Operator を開始する前に知っておく必要があるいくつかの点を示します。
- OpenShift クラスター: Red Hat Quay Operator をデプロイする OpenShift 4.5 以降のクラスターへの特権付きアカウントが必要です。そのアカウントでは、namespace をクラスタースコープで作成できる必要があります。
リソース要件: 各 Red Hat Quay アプリケーション Pod には、以下のリソース要件があります。
- 8Gi のメモリー
- 2000 ミリコアの CPU
Red Hat Quay Operator は、管理する Red Hat Quay デプロイメントごとに少なくとも 1 つのアプリケーション Pod を作成します。OpenShift クラスターにこれらの要件に必要なコンピュートリソースがあることを確認します。
オブジェクトストレージ: デフォルトで、Red Hat Quay Operator は
ObjectBucketClaim
Kubernetes API を使用してオブジェクトストレージをプロビジョニングします。この API を消費すると、ベンダー固有の実装から Operator を分離することができます。OpenShift Container Storage は、この例で使用される NooBaa コンポーネントを介してこの API を提供します。それ以外の場合、Red Hat Quay は以下のサポートされるクラウドストレージオプションのいずれかを使用するように手動で設定できます。- Amazon S3(Red Hat Quay の S3 バケットポリシーの設定に関する詳細は、「S3 IAM バケットポリシー」を参照してください)
- Azure Blob Storage
- Google Cloud Storage
- Ceph Object Gateway (RADOS)
- OpenStack Swift
- CloudFront + S3