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5.5.2. アップグレードでサポートされる QuayEcosystem 設定
Quay Operator はエラーをログでレポートし、QuayEcosystem
コンポーネントの移行が失敗するか、またはサポートされない場合には status.conditions
でレポートされます。管理対象外のすべてのコンポーネントの移行は、Kubernetes リソースを導入する必要がなく、必要なすべての値が Quay の config.yaml
にすでに指定されているため、正常に実行されるはずです。
データベース
一時データベースはサポートされません (volumeSize
フィールドを設定する必要があります)。
Redis
特別な設定は必要ありません。
外部アクセス
passthrough Route
アクセスのみが自動移行でサポートされます。他の方法の場合、手動の移行が必要です。
-
カスタムホスト名なしの
LoadBalancer
:QuayEcosystem
にラベル"quay-operator/migration-complete": "true"
のマークが付けられた後に、metadata.ownerReferences
フィールドを既存のService
から削除した 後に、QuayEcosystem
を削除して Kubernetes のService
のガべージコレクションおよびロードバランサーの削除を防ぎます。新規Service
はmetadata.name
形式の<QuayEcosystem-name>-quay-app
で作成されます。既存Service
のspec.selector
を新規Service
のspec.selector
に一致させるように編集し、古いロードバランサーのエンドポイントへのトラフィックが新規 Pod に送られるようにします。これで古いService
を管理できます (Quay Operator はこれを管理しません)。 -
カスタムホスト名を持つ
LoadBalancer
/NodePort
/Ingress
: タイプLoadBalancer
の新規Service
はmetadata.name
形式の<QuayEcosystem-name>-quay-app
で作成されます。DNS 設定を、新規Service
で指定されるstatus.loadBalancer
エンドポイントを参照するように変更します。
Clair
特別な設定は必要ありません。
オブジェクトストレージ
QuayEcosystem
には管理オブジェクトストレージコンポーネントがないため、オブジェクトストレージには常に管理外のマークが付けられます。ローカルストレージはサポートされません。
リポジトリーのミラーリング
特別な設定は必要ありません。