10.2. ビルドトリガーのタグ名の設定
以下の手順で、ビルドトリガー用のカスタムタグを設定します。
- リポジトリビューで、左のナビゲーションからBuildsアイコンを選択します。
Create Build Triggerメニューを選択し、必要なリポジトリプッシュの種類(GitHub、Bitbucket、GitLab、Custom Git リポジトリプッシュ)を選択します。この例では、下図のようにGitHub Repository Pushを選択しています。
- Setup Build Triggerページが表示されたら、トリガーをセットアップするリポジトリと名前空間を選択します。
Configure Triggerで、Trigger for all branches and tags または Trigger only on branches and tags matching a regular expressionのいずれかを選択します。その後、Continueを選択します。次の図のように、Configure Taggingセクションが表示されます。
Configure Taggingまでスクロールダウンし、以下のオプションから選択します。
- Tag manifest with the branch or tag name:このボックスをチェックすると、コミットが発生したブランチまたはタグの名前が、イメージで使用されるタグとして使用されます。これはデフォルトで有効になっています。
-
Add latest tag if on default branch:リポジトリのデフォルトブランチにある場合、イメージに
latest
タグを使用するには、このボックスをチェックします。これはデフォルトで有効になっています。 - Add custom tagging templates:カスタムタグやテンプレートをEnter a tag templateボックスに入力します。ここに入力できるタグのテンプレートは、このセクションの前半で説明したように、複数あります。その中には、コミットの短いSHA、タイムスタンプ、作成者名、コミッター、ブランチ名などをタグとして使用する方法も含まれています。
- Continueを選択します。Dockerビルド用のディレクトリビルドコンテキストを選択するプロンプトが表示されます。ビルドコンテキストディレクトリは、ビルドがトリガーされるときに必要な他のファイルと共に、Dockerfileが含まれるディレクトリの場所を特定します。Dockerfileがgitリポジトリのルートにある場合は"/"を入力します。
- Continueを選択します。オプションのロボットアカウントを追加するプロンプトが表示されます。ビルドプロセス中にプライベートのベースイメージをプルしたい場合は、この設定を行います。ロボットアカウントには、ビルドへのアクセスが必要です。
- Continueを選択すると、ビルドトリガーの設定が完了します。
リポジトリのRepository Buildsページに戻ると、設定したビルドトリガーがBuild Triggersの見出しの下に表示されます。