前書き
システムエンジニアは、Red Hat OpenShift Container Platform に Red Hat Process Automation Manager 環境をデプロイしてプロセスや他のビジネスアセットを開発または実行するインフラストラクチャーを提供できます。OpenShift Operator を使用して、構造化された YAML ファイルに定義された環境をデプロイして、必要に応じてこの環境を維持して変更できます。
前提条件
- Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4 の環境を利用できる。現在のリリースがサポートする OpenShift Container Platform の正確なバージョンについては、「 Red Hat Process Automation Manager 7 でサポートされる構成」を参照してください。
- OpenShift 環境で 4 ギガバイト以上のメモリーが利用できる。
- デプロイメントする OpenShift プロジェクトが作成されている。
- OpenShift Web コンソールを使用してプロジェクトにログインしている。
動的永続ボリューム (PV) のプロビジョニングが有効になっている。または、動的 PV プロビジョニングが有効でない場合は、十分な永続ボリュームが利用できる状態でなければなりません。デフォルトでは、デプロイされるコンポーネントには以下の PV サイズが必要です。
- それぞれの KIE Server デプロイメントで、このデータベースに 1 つの 1Gi PV が必要になります。データベース PV のサイズは変更できます。複数の KIE Server をデプロイでき、それぞれに異なるデータベース PV が必要になります。この要件は、外部データベースサーバーを使用する場合には適用されません。
- デフォルトでは、Business Central は 1 Gi 分の PV が必要です。Business Central 永続ストレージの PV サイズを変更できます。
- Business Central Monitoring には、1 つの 64Mi PV が必要です。
- Smart Router には、1 つの 64Mi PV が必要です。
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Business Central または Business Central Monitoring Pod のいずれかをスケーリングする予定がある場合は、OpenShift 環境では、
ReadWriteMany
モードで永続ボリュームがサポートされます。ご使用の環境がこのモードに対応していない場合は、NFS を使用してボリュームをプロビジョニングできます。OpenShift のパブリックおよび専用クラウドでのアクセスモードのサポートに関する情報は、「 アクセスモード 」を参照してください。