第7章 SSH が RSA を使用するように設定する手順
Git リポジトリーのクローンには、SSH を使用します。デフォルトで、Business Central には DSA 暗号化アルゴリズムが含まれますが、Fedora 23 環境の SSH クライアントなどは、DSA アルゴリズムではなく、RSA アルゴリズムを使用します。Business Central には、必要に応じて DSA から RSA への切り替えに使用可能なシステムプロパティーが含まれます。
注記
Red Hat Enterprise Linux 7 などの、サポート対象の設定で SSH クライアントを使用している場合は、この問題の影響はありません。サポート対象の設定に関する一覧は、「Red Hat Process Automation Manager 7 Supported Configurations」を参照してください。
手順
以下のタスクの 1 つを実行して、このシステムプロパティーを有効にします。
以下のようにクライアント側の
~/.ssh/config
ファイルを変更して、SSH クライアントが強制的に非推奨の DSA アルゴリズムを受け入れるようにします。Host <SERVER_IP> HostKeyAlgorithms +ssh-dss
以下のように、Business Central の起動時に、
-Dorg.uberfire.nio.git.ssh.algorithm=RSA
パラメーターを追加します。$ ./standalone.sh -c standalone-full.xml -Dorg.uberfire.nio.git.ssh.algorithm=RSA