2.4. 管理ユーザーのシークレットの作成
Red Hat Process Automation Manager 管理ユーザーアカウントのユーザー名とパスワードを含む汎用シークレットを作成する必要があります。このシークレットは、試用版テンプレート以外のテンプレートを使用して Red Hat Process Automation Manager をデプロイするのに必要です。
シークレットには、リテラルのユーザー名とパスワードが含まれている必要があります。ユーザー名のキー名は KIE_ADMIN_USER
です。パスワードのキー名は KIE_ADMIN_PWD
です。
複数のテンプレートを使用して Red Hat Process Automation Manager のコンポーネントをデプロイする場合、これらすべてのデプロイメントに同じシークレットを使用します。コンポーネントは、このユーザーアカウントを利用して相互に通信します。
このユーザーアカウントを使用して Business Central にログインすることもできます。
RH-SSO または LDAP 認証を使用する場合は、同じパスワードを持つ同じユーザーを Red Hat Process Automation Manager の kie-server,rest-all,admin
ロールを使用して認証システムで設定する必要があります。
手順
oc
コマンドを使用し、ユーザー名およびパスワードの kie-admin-user-secret
という汎用シークレットを生成します。
$ oc create secret generic rhpam-credentials --from-literal=KIE_ADMIN_USER=adminUser --from-literal=KIE_ADMIN_PWD=adminPassword
このコマンドで、adminPassword を管理ユーザーのパスワードに置き換えます。必要に応じて、adminUser を管理ユーザーの別のユーザー名に置き換えることができます。