第6章 プロジェクトバージョンの改訂

プロジェクトの新規インスタンスをデプロイする前に、Red Hat Process Automation Manager のプロジェクトバージョン番号を改訂できます。プロジェクトの新規バージョンを作成すると、以前のバージョンを確保して、新規バージョンで問題が発生した場合に、以前のバージョンに戻すことができます。

前提条件

  • Process Server をデプロイし、Business Central に接続している。

手順

  1. Business Central で、MenuDesignProjects に移動します。
  2. デプロイするプロジェクト (例: Mortgage_Process) をクリックします。
  3. デプロイ をクリックします。

    • プロジェクト名にコンテナーがない場合は、デフォルト値でコンテナーが自動的に作成されます。
    • 以前のバージョンのプロジェクトがすでにデプロイされている場合は、プロジェクト設定に移動して、プロジェクトバージョンを変更します。終了したら、変更を保存して Deploy をクリックします。これにより、最新の変更が適用された、同じプロジェクトの新しいバージョンが、古いバージョンとともにデプロイされます。

      注記

      Build & Install オプションを選択してプロジェクトをビルドし、KJAR ファイルを Process Server にデプロイせずに設定済みの Maven リポジトリーに公開することもできます。開発環境では、Deploy をクリックすると、(該当する場合) 実行中のインスタンスを中止することなくビルドされた KJAR ファイルを Process Server にデプロイすることができます。または Redeploy をクリックして、ビルドされた KJAR ファイルをデプロイしてすべてのインスタンスを置き換えることもできます。ビルドされた KJAR ファイルを次回にデプロイまたは再デプロイすると、以前のデプロイメントユニット (KIE コンテナー) が同じターゲット Process Server で自動的に更新されます。実稼働環境では Redeploy オプションは無効になっており、Deploy をクリックして KJAR ファイルを Process Server 上の新規デプロイメントユニット (KIE コンテナー) にデプロイすることのみが可能です。

      Process Server の環境モードを設定するには、org.kie.server.mode システムプロパティーを org.kie.server.mode=development または org.kie.server.mode=production に設定します。Business Central の対応するプロジェクトでのデプロイメント動作を設定するには、プロジェクトの SettingsGeneral SettingsVersion に移動し、Development Mode オプションを選択します。デフォルトでは、Process Server および Business Central のすべての新規プロジェクトは開発モードになっています。Development Mode をオンにしたプロジェクトをデプロイしたり、実稼働モードになっている Process Server に手動で SNAPSHOT バージョンの接尾辞を追加したプロジェクトをデプロイすることはできません。

  4. プロジェクトのデプロイメントに関する詳細を確認するには、画面の上部にあるデプロイメントバナーの View deployment details か、Deploy のドロップダウンメニューをクリックします。このオプションを使用すると、MenuDeployExecution Servers ページに移動します。
  5. プロセス定義を確認するには、MenuManageProcess Definitions をクリックし、 btn refresh をクリックします。
  6. Actions コラムの dots をクリックして、Start を選択し、プロセスの新規インスタンスを起動します。