第3章 固定管理サーバー環境
単一のデプロイメントで固定管理サーバー環境をデプロイし、Process Server を実行する異なる Pod を複数含めることができます。プロセスは、デフォルトではサーバーに読み込まれていません。データベースサーバーは、デフォルトで Pod で実行します。Process Server の各 Pod は、必要に応じて個別にスケールできます。
Business Central Monitoring を使用する Pod と、Smart Router を使用する Pod もデプロイできます。Process Server にプロセスをデプロイ、ロード、アンロードするには、Business Central Monitoring が必要になります。また、監視情報を表示することもできます。
Smart Router は、クライアントアプリケーションからプロセスへのコールを受け取れる単一エンドポイントで、プロセスを実行するサーバーへの各コールのルートを自動的に決定します。
後で簡単に Process Server を追加したり、削除したりできません。
サーバーにデプロイするプロセス (KJAR ファイル) がある Maven リポジトリーを提供する必要があります。統合プロセスは、必要なバージョンのプロセスが Maven リポジトリーにアップロードされるようにする必要があります。開発環境で Business Central を使用してプロセスを作成し、Maven リポジトリーにアップロードできます。
3.1. 固定管理サーバー環境のデプロイ
テンプレート 1 つで固定管理サーバー環境をデプロイできます。テンプレートファイル名は rhpam76-prod.yaml です。
このテンプレートには、2 つの Process Server Pod (および PostgreSQL データベース Pod)、高可用性設定の Smart Router、高可用性設定の Business Central Monitoring が含まれます。
デプロイメントの設定時に、全コンポーネントのレプリカ数を変更できます。独立した Process Server Pod の数を変更するか、別のデータベースサーバーを使用する場合には、テンプレートを変更する必要があります。テンプレートの変更に関する説明は、「管理環境のテンプレートの修正」 を参照してください。
固定管理環境テンプレートは、Red Hat Process Automation Manager 7.6 で非推奨になりました。これは今後のリリースで削除されます。
3.1.1. 固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始
固定管理サーバー環境をデプロイするには、rhpam76-prod.yaml テンプレートファイルを使用します。
手順
-
Red Hat カスタマーポータルの Software Downloads ページから利用可能な
rhpam-7.6.0-openshift-templates.zipの製品配信可能ファイルをダウンロードします。 -
rhpam76-prod.yamlテンプレートファイルを展開します。 - デフォルトで、テンプレートには 2 つの Process Server が含まれます。それぞれのサーバーは Pod で PostgreSQL データベースサーバーを使用します。Process Server の数を変更するか、Pod で MySQL データベースサーバーを使用するか、または外部データベースサーバーを使用するには、「管理環境のテンプレートの修正」 の説明に従ってテンプレートを変更します。
以下のいずれかの方法を使用してテンプレートのデプロイを開始します。
-
OpenShift Web UI を使用するには、OpenShift アプリケーションコンソールで Add to Project → Import YAML / JSON を選択してから、
rhpam76-prod.yamlファイルを選択するか、またはこれを貼り付けます。Add Template ウィンドウで、Process the template が選択されていることを確認し、Continue をクリックします。 OpenShift コマンドラインコンソールを使用するには、以下のコマンドラインを準備します。
oc new-app -f <template-path>/rhpam76-prod.yaml -p BUSINESS_CENTRAL_HTTPS_SECRET=businesscentral-app-secret -p KIE_SERVER_HTTPS_SECRET=kieserver-app-secret -p PARAMETER=value
このコマンドラインで、以下のように変更します。
-
<template-path>を、ダウンロードしたテンプレートファイルのパスに置き換えます。 -
必要なパラメーターに設定するために必要な数だけ
-p PARAMETER=valueペアを使用します。
-
-
OpenShift Web UI を使用するには、OpenShift アプリケーションコンソールで Add to Project → Import YAML / JSON を選択してから、
次のステップ
テンプレートのパラメーターを設定します。「固定管理サーバー環境に必要なパラメーターの設定」 の手順を実行し、共通のパラメーターを設定します。テンプレートファイルを表示して、すべてのパラメーターの説明を確認します。
3.1.2. 固定管理サーバー環境に必要なパラメーターの設定
テンプレートを使用して固定管理サーバー環境をデプロイするように設定するには、いずれの場合でも以下のパラメーターを設定する必要があります。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
以下のパラメーターを設定します。
-
Business Central Monitoring Server Keystore Secret Name (
BUSINESS_CENTRAL_HTTPS_SECRET): 「Business Central へのシークレットの作成」 で作成した Business Central のシークレットの名前。 -
KIE Server Keystore Secret Name (
KIE_SERVER_HTTPS_SECRET): 「Process Server にシークレットの作成」 で作成した Process Server のシークレットの名前。 -
Smart Router Keystore Secret Name (
KIE_SERVER_ROUTER_HTTPS_SECRET): 「Smart Router のシークレットの作成」 で作成した Smart Router のシークレットの名前。 -
Business Central Monitoring Server Certificate Name (
BUSINESS_CENTRAL_HTTPS_NAME): 「Business Central へのシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書の名前。 -
Business Central Monitoring Server Keystore Password (
BUSINESS_CENTRAL_HTTPS_PASSWORD): 「Business Central へのシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。 -
KIE Server Certificate Name (
KIE_SERVER_HTTPS_NAME): 「Process Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書名。 -
KIE Server Keystore Password (
KIE_SERVER_HTTPS_PASSWORD): 「Process Server にシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。 -
Smart Router Certificate Name (
KIE_SERVER_ROUTER_HTTPS_NAME): 「Smart Router のシークレットの作成」 で作成したキーストアの証明書名。 -
Smart Router Keystore Password (
KIE_SERVER_ROUTER_HTTPS_PASSWORD): 「Smart Router のシークレットの作成」 で作成したキーストアのパスワード。 -
アプリケーション名 (
APPLICATION_NAME): OpenShift アプリケーションの名前。これは、Business Central Monitoring および Process Server のデフォルト URL で使用されます。OpenShift はアプリケーション名を使用して、デプロイメント設定、サービス、ルート、ラベル、およびアーティファクトの個別のセットを作成します。同じテンプレートを同じプロジェクトで使用して複数のアプリケーションをデプロイすることもできますが、その場合はアプリケーション名を同じにすることはできません。また、アプリケーション名は、Process Server が Business Central Monitoring で参加するサーバーの設定 (サーバーテンプレート) の名前を決定するものとなります。複数の Process Server をデプロイしている場合、それぞれのサーバーに異なるアプリケーション名があることを確認する必要があります。 -
Maven repository URL (
MAVEN_REPO_URL): Maven リポジトリーの URL。Process Server にデプロイするすべてのプロセス (KJAR ファイル) をこのリポジトリーにアップロードする必要があります。 -
Maven リポジトリーの ID (
MAVEN_REPO_ID): Maven リポジトリーの ID。デフォルト値はrepo-customです。 -
Maven リポジトリーのユーザー名 (
MAVEN_REPO_USERNAME): Maven リポジトリーのユーザー名。 -
Maven リポジトリーのパスワード (
MAVEN_REPO_PASSWORD): Maven リポジトリーのパスワード。 -
KIE Server Mode (
KIE_SERVER_MODE):rhpam76-kieserver-*.yamlテンプレートで、デフォルト値はPRODUCTIONです。PRODUCTIONモードでは、SNAPSHOTバージョンの KJAR アーティファクトは Process Server にデプロイできず、既存のコンテナーでアーティファクトのバージョンを変更できません。PRODUCTIONモードで新規バージョンをデプロイするには、同じ Process Server で新規コンテナーを作成します。SNAPSHOTバージョンをデプロイするか、または既存コンテナーのアーティファクトのバージョンを変更するには、このパラメーターをDEVELOPMENTに設定します。 -
ImageStream 名前空間 (
IMAGE_STREAM_NAMESPACE): イメージストリームが利用可能な名前空間。OpenShift 環境でイメージストリームがすでに利用可能な場合( 「イメージストリームとイメージレジストリーの可用性確認」を参照)、名前空間はopenshiftになります。イメージストリームファイルをインストールしている場合は、名前空間が OpenShift プロジェクトの名前になります。
-
Business Central Monitoring Server Keystore Secret Name (
以下のユーザー名とパスワードを設定できます。デフォルトでは、デプロイメントはパスワードを自動的に生成します。
-
KIE Admin User (
KIE_ADMIN_USER) および KIE Admin Password (KIE_ADMIN_PWD): 管理者ユーザーのユーザー名およびパスワード。 -
KIE Server User (
KIE_SERVER_USER) および KIE Server Password (KIE_SERVER_PWD): いずれかの Process Server に接続するのにクライアントアプリケーションが使用できるユーザー名およびパスワード。
-
KIE Admin User (
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
3.1.3. 固定管理サーバー環境用のイメージストリームの名前空間の設定
openshift ではない名前空間でイメージストリームを作成した場合は、テンプレートで名前空間を設定する必要があります。
すべてのイメージストリームが Red Hat OpenShift Container Platform 環境ですでに利用可能な場合は、この手順を省略できます。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
「イメージストリームとイメージレジストリーの可用性確認」 の説明に従ってイメージストリームファイルをインストールした場合は、ImageStream 名前 空間(IMAGE_STREAM_NAMESPACE)パラメーターを OpenShift プロジェクトの名前に設定します。
3.1.4. 固定管理対象サーバー環境の Pod レプリカ数の設定
固定管理サーバー環境をデプロイするようにテンプレートを設定する時に、Process Server、Business Central、Smart Router のレプリカの初期数を設定できます。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
レプリカの数を設定するには、次のパラメーターを設定します。
-
Business Central Monitoring Container Replicas (
BUSINESS_CENTRAL_MONITORING_CONTAINER_REPLICAS): デプロイメント時に最初に Business Central Monitoring 用に最初に作成されるレプリカ数。Business Central Monitoring に高可用性設定を使用しない場合は、この数値を 1 に設定します。 -
KIE Server Container Replicas (
KIE_SERVER_CONTAINER_REPLICAS): デプロイメントで Process Server 用に最初に作成されるレプリカの数。 -
Smart Router Container Replicas (
SMART_ROUTER_CONTAINER_REPLICAS): デプロイメント時に最初に Smart Router 用に作成されるレプリカ数。
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
3.1.5. 固定管理サーバー環境の公開インターネットへの接続のない環境に Maven ミラーへのアクセスを設定する手順
固定管理サーバー環境をデプロイするようにテンプレートを設定する時に、OpenShift 環境に公開インターネットへの接続がない場合は、「オフラインで使用する Maven ミラーリポジトリーの用意」 に従って設定した Maven ミラーへのアクセスを設定する必要があります。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
Maven ミラーへのアクセスを設定するには、以下のパラメーターを設定します。
-
Maven mirror URL (
MAVEN_MIRROR_URL): 「オフラインで使用する Maven ミラーリポジトリーの用意」 で設定した Maven ミラーリポジトリーの URL。この URL は、OpenShift 環境の Pod からアクセスできるようにする必要があります。 Maven mirror of (
MAVEN_MIRROR_OF): ミラーから取得されるアーティファクトを定める値。mirrorOf値の設定方法は、Apache Maven ドキュメントの Mirror Settings を参照してください。デフォルト値はexternal:*です。この値の場合、Maven はミラーから必要なアーティファクトをすべて取得し、他のリポジトリーにクエリーを送信しません。-
外部の Maven リポジトリー (
MAVEN_REPO_URL) を設定する場合は、ミラーからこのリポジトリー内のアーティファクトを除外するようにMAVEN_MIRROR_OFを変更します (例:external:*,!repo-custom)。repo-customは、MAVEN_REPO_IDで設定した ID に置き換えます。 -
ビルトイン Business Central Maven リポジトリー (
BUSINESS_CENTRAL_MAVEN_SERVICE) を設定する場合には、ミラーからこのリポジトリーのアーティファクトを除外するようにMAVEN_MIRROR_OFを変更します (例:external:*,!repo-rhpamcentr)。 -
両方のリポジトリーを設定している場合は、ミラーからこのリポジトリーを両方除外するように
MAVEN_MIRROR_OFを変更します (例:external:*,!repo-rhpamcentr,!repo-custom)。repo-customは、MAVEN_REPO_IDで設定した ID に置き換えます。
-
外部の Maven リポジトリー (
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
3.1.6. 固定管理サーバー環境用の RH-SSO 認証パラメーターの設定
RH-SSO 認証を使用する必要がある場合は、固定管理サーバー環境をデプロイするようにテンプレートを設定する時に追加の設定を実行します。
LDAP 認証および RH-SSO 認証を同じデプロイメントに設定しないようにしてください。
前提条件
- Red Hat Process Automation Manager のレルムが RH-SSO 認証システムに作成されている。
Red Hat Process Automation Manager のユーザー名およびパスワードが RH-SSO 認証システムに作成されている。利用可能なロールの一覧は、4章Red Hat Process Automation Manager ロールおよびユーザー を参照してください。以下のユーザーは、環境のパラメーターを設定するために必要です。
-
kie-server,rest-all,adminロールを持つ管理者ユーザー。このユーザーは環境を管理し、これを使用できます。Process Server はこのユーザーを使用して Business Central Monitoring で認証します。 -
kie-server,rest-all,userロールを持つサーバーユーザー。このユーザーは、Process Server に対する REST API 呼び出しを実行できます。Business Central Monitoring はこのユーザーを使用して Process Server で認証します。
-
- クライアントが、デプロイしている Red Hat Process Automation Manager 環境のすべてのコンポーネントについて RH-SSO 認証システムに作成されている。クライアントのセットアップには、コンポーネントの URL が含まれます。環境のデプロイ後に URL を確認し、編集できます。または、Red Hat Process Automation Manager デプロイメントはクライアントを作成できます。ただし、このオプションの環境に対する制御の詳細度合はより低くなります。
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
-
テンプレートの
KIE_ADMIN_USERおよびKIE_ADMIN_PASSWORDパラメーターを、RH-SSO 認証システムで作成したユーザー名およびパスワードに設定します。 -
テンプレートの
KIE_SERVER_USERおよびKIE_SERVER_PASSWORDパラメーターを、RH-SSO 認証システムで作成したサーバーユーザーのユーザー名およびパスワードに設定します。 以下のパラメーターを設定します。
-
RH-SSO URL (
SSO_URL): RH-SSO の URL。 -
RH-SSO Realm name (
SSO_REALM): Red Hat Process Automation Manager の RH-SSO レルム。 -
RH-SSO が無効な SSL 証明書の検証 (
SSO_DISABLE_SSL_CERTIFICATE_VALIDATION): RH-SSO インストールで有効な HTTPS 証明書を使用していない場合はtrueに設定します。
-
RH-SSO URL (
以下の手順のいずれかを実行します。
RH-SSO で Red Hat Process Automation Manager のクライアントを作成した場合は、テンプレートで以下のパラメーターを設定します。
-
Business Central Monitoring RH-SSO Client name (
BUSINESS_CENTRAL_SSO_CLIENT): Business Central Monitoring の RH-SSO クライアント名。 テンプレートで定義した各 Process Server の場合:
-
KIE Server n RH-SSO Client name (
KIE_SERVERn_SSO_CLIENT): この Process Server の RH-SSO クライアント名 -
KIE Server n RH-SSO Client Secret (
KIE_SERVERn_SSO_SECRET): この Process Server のクライアントに対して RH-SSO で設定したシークレットの文字列
-
KIE Server n RH-SSO Client name (
-
Business Central Monitoring RH-SSO Client name (
RH-SSO で Red Hat Process Automation Manager のクライアントを作成するには、テンプレートで以下のパラメーターを設定します。
テンプレートで定義した各 Process Server の場合:
-
KIE Server n RH-SSO Client name (
KIE_SERVERn_SSO_CLIENT): この Process Server に対して RH-SSO で作成したクライアント名 -
KIE Server n RH-SSO Client Secret (
KIE_SERVERn_SSO_SECRET): この Process Server のクライアントに対して RH-SSO で設定したシークレットの文字列
-
KIE Server n RH-SSO Client name (
-
RH-SSO Realm Admin Username (
SSO_USERNAME) および RH-SSO Realm Admin Password (SSO_PASSWORD): Red Hat Process Automation Manager の RH-SSO レルムのレルム管理者ユーザーのユーザー名およびパスワード。必要なクライアントを作成するためにこのユーザー名およびパスワードを指定する必要があります。
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
デプロイの完了後に、RH-SSO 認証システムで Red Hat Process Automation Manager のコンポーネントの URL が正しいことを確認してください。
3.1.7. 固定管理サーバー環境用の LDAP 認証パラメーターの設定
LDAP 認証を使用する必要がある場合は、固定管理サーバー環境をデプロイするようにテンプレートを設定する時に追加の設定を実行します。
LDAP 認証および RH-SSO 認証を同じデプロイメントに設定しないようにしてください。
前提条件
LDAP システムに Red Hat Process Automation Manager のユーザー名およびパスワードを作成していること。利用可能なロールの一覧は、4章Red Hat Process Automation Manager ロールおよびユーザー を参照してください。この環境のパラメーターを設定するために、少なくとも以下のユーザーを作成している必要があります。
-
kie-server,rest-all,adminロールを持つ管理者ユーザー。このユーザーは環境を管理し、これを使用できます。 -
kie-server,rest-all,userロールを持つサーバーユーザー。このユーザーは、Process Server に対する REST API 呼び出しを実行できます。
-
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
LDAP サービスでは、デプロイメントパラメーターですべてのユーザー名を作成します。パラメーターを設定しない場合には、デフォルトのユーザー名を使用してユーザーを作成します。作成したユーザーにはロールに割り当てる必要もあります。
-
KIE_ADMIN_USER: デフォルトのユーザー名adminUser、ロール:kie-server,rest-all,admin KIE_SERVER_USER: デフォルトのユーザー名executionUser、ロールkie-server,rest-all,guestLDAP で設定可能なユーザーロールについては、「ロール およびユーザー」を参照 してください。
-
テンプレートの
AUTH_LDAP*パラメーターを設定します。これらのパラメーターは、Red Hat JBoss EAP のLdapExtendedログインモジュールの設定に対応します。これらの設定に関する説明は、LdapExtended login module を参照してください。LDAP サーバーでデプロイメントに必要なすべてのロールが定義されていない場合は、Red Hat Process Automation Manager ロールに LDAP グループをマップできます。LDAP のロールマッピングを有効にするには、以下のパラメーターを設定します。
-
RoleMapping rolesProperties ファイルパス (
AUTH_ROLE_MAPPER_ROLES_PROPERTIES):/opt/eap/standalone/configuration/rolemapping/rolemapping.propertiesなど、ロールのマッピングを定義するファイルの完全修飾パス名。このファイルを指定して、該当するすべてのデプロイメント設定でこのパスにマウントする必要があります。これを実行する方法については、「(任意) LDAP ロールマッピングファイルの指定」 を参照してください。 -
RoleMapping replaceRole プロパティー (
AUTH_ROLE_MAPPER_REPLACE_ROLE):trueに設定した場合、マッピングしたロールは、LDAP サーバーに定義したロールに置き換えられます。falseに設定した場合は、LDAP サーバーに定義したロールと、マッピングしたロールの両方がユーザーアプリケーションロールとして設定されます。デフォルトの設定はfalseです。
-
RoleMapping rolesProperties ファイルパス (
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
3.1.8. 固定管理サーバー環境用に外部データベースサーバーを使用するパラメーターの設定
「管理環境のテンプレートの修正」 に説明されているように、Process Server 用に外部データベースサーバーを使用するようにテンプレートを変更した場合、固定管理サーバー環境をデプロイするようにテンプレートを設定する際に以下の追加の設定を行います。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
以下のパラメーターを設定します。
KIE Server External Database Driver (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_DRIVER): サーバーの種類に応じたサーバーのドライバー。-
mysql -
postgresql -
mariadb -
mssql -
db2 -
oracle -
sybase
-
-
KIE Server External Database User (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_USER) および KIE Server External Database Password (KIE_SERVER_EXTERNALDB_PWD): 外部データベースサーバーのユーザー名およびパスワード。 -
KIE Server External Database URL (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_URL): 外部データベースサーバーの JDBC URL。 KIE Server External Database Dialect (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_DIALECT): サーバーの種類に応じたサーバーの Hibernate ダイアレクト。-
org.hibernate.dialect.MySQL5InnoDBDialect(MySQL および MariaDB で使用される) -
org.hibernate.dialect.PostgreSQL82Dialect -
org.hibernate.dialect.SQLServer2012Dialect(MS SQL で使用される) -
org.hibernate.dialect.DB2Dialect -
org.hibernate.dialect.Oracle10gDialect -
org.hibernate.dialect.SybaseASE157Dialect
-
-
KIE Server External Database Host (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_SERVICE_HOST): 外部データベースサーバーのホスト名。 -
KIE Server External Database Port (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_SERVICE_PORT): 外部データベースサーバーのポート番号。 -
KIE Server External Database name (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_DB): 外部データベースサーバーで使用するデータベース名。 -
JDBC Connection Checker class (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_CONNECTION_CHECKER): データベースサーバーの JDBC connection checker class の名前。この情報がないと、データベースサーバー接続は、データベースサーバーの再起動時などで接続が失われた後に復元することができません。 -
JDBC Exception Sorter class (
KIE_SERVER_EXTERNALDB_EXCEPTION_SORTER): データベースサーバーの JDBC exception sorter class の名前。この情報がないと、データベースサーバー接続は、データベースサーバーの再起動時などで接続が失われた後に復元することができません。
「外部データベースのカスタム Process Server 拡張イメージのビルド」 で説明されているように、MySQL または PostgreSQL 以外の外部データベースサーバーを使用するためにカスタムイメージを作成している場合は、以下のパラメーターを設定します。
-
Drivers Extension Image (
EXTENSIONS_IMAGE): 拡張イメージの ImageStreamTag 定義 (例:jboss-kie-db2-extension-openshift-image:11.1.4.4) -
Drivers ImageStream Namespace (
EXTENSIONS_IMAGE_NAMESPACE): 拡張イメージのアップロード先の名前空間 (例:openshiftまたはプロジェクト名前空間)
-
Drivers Extension Image (
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
3.1.9. 固定管理サーバー環境用の Prometheus メトリクス収集の有効化
Process Server デプロイメントを Prometheus を使用してメトリクスを収集し、保存するように設定する必要がある場合、デプロイ時に Process Server でこの機能のサポートを有効にします。
前提条件
- 「固定管理サーバー環境用のテンプレートの設定開始」 に説明されているようにテンプレートの設定を開始していること。
手順
Prometheus メトリクス収集のサポートを有効にするには、Prometheus Server 拡張無効 (PROMETHEUS_SERVER_EXT_DISABLED) パラメーターを false に設定します。
次のステップ
必要な場合は、追加のパラメーターを設定します。
デプロイを完了するには、「固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ」 の手順に従います。
Prometheus メトリクス収集の方法については、「 Process Server の管理および監視 」を参照してください。
3.1.10. 固定管理サーバー環境のテンプレートのデプロイ
OpenShift Web UI またはコマンドラインで必要なすべてのパラメーターを設定した後に、テンプレートのデプロイを実行します。
手順
使用している方法に応じて、以下の手順を実行します。
OpenShift Web UI の場合は Create をクリックします。
-
This will create resources that may have security or project behavior implicationsメッセージが表示された場合は、Create Anyway をクリックします。
-
- コマンドラインに入力して、Enter キーを押します。