第13章 Mortgages サンプルプロジェクトを使用したテストシナリオの作成
本章では、テストシナリオデザイナーを使用して、Business Central に同梱されているサンプルの Mortgages プロジェクトからテストシナリオを作成して実行する方法を説明します。本章のテストシナリオの例は、Mortgages プロジェクトからの Pricing loans のガイド付きデシジョンテーブルに基づいています。
手順
- Business Central にログインし、Menu → Design → Projects の順にクリックし、Mortgages をクリックします。
-
プロジェクトが MySpace の Projects に表示されていない場合には、ページの右上隅の 3 つの点 (
) をクリックしてください。
Try Samples → Mortgages → OK をクリックします。
アセットのウィンドウが表示されます。
- Add Asset → Test Scenario の順にクリックします。
Test Scenario の名前として、
scenario_pricing_loansを入力し、Package ドロップダウンリストから、デフォルトのmortgages.mortgagesパッケージを選択します。選択するパッケージには、必要なルールアセットすべてが含まれている必要があります。
- Source type として RULE を選択します。
- Ok をクリックして、テストシナリオデザイナーでテストシナリオを作成して開きます。
Project Explorer を展開して以下を確認します。
-
Applicant、Bankruptcy、IncomeSourceおよびLoanApplicationデータオブジェクトが存在する。 -
Pricing loansガイド付きのデシジョンテーブルが存在する。 - 新しいテストシナリオが Test Scenario に表示されていることを確認する。
-
データオブジェクトがすべて配置されていることを確認してから、テストシナリオデザイナーの Model タブに戻り、利用可能なデータオブジェクトのシナリオに、 GIVEN データと EXPECT データを定義します。
空のテストシナリオデザイナー
GIVEN コラムの詳細を定義します。
- GIVEN コラムヘッダーにある INSTANCE 1 という名前のセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択します。
- 追加 をクリックします。
- データオブジェクトのプロパティーを作成するには、必要に応じてプロパティーセルを右クリックして、Insert column right または Insert column left を選択します。この例では、GIVEN コラムにあと 2 つプロパティーセルを作成する必要があります。
最初のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- amount をクリックして、追加 し、プロパティーセルにデータオブジェクトフィールドをマッピングします。
2 つ目のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- deposit をクリックしてから Add をクリックします。
2 つ目のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- lengthYears をクリックしてから Add をクリックします。
- LoanApplication ヘッダーセルを右クリックして、Insert column right を選択すると、右側に、新しい GIVEN コラムが作成されます。
新しいヘッダーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、IncomeSource データオブジェクトを選択します。
- Add をクリックして、データオブジェクトをヘッダーセルにマッピングします。
IncomeSource の下のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、IncomeSource データオブジェクトを選択して展開します。
type をクリックして、追加 し、プロパティーセルにデータオブジェクトフィールドをマッピングします。
GIVEN コラムセルがすべて定義されました。
次に EXPECT コラムの詳細を定義します。
- EXPECT コラムヘッダーにある INSTANCE 2 という名前のセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択します。
- 追加 をクリックします。
- データオブジェクトのプロパティーを作成するには、必要に応じて Insert column right または Insert column left を選択します。EXPECT コラムの下に、さらに 2 つプロパティーセルを作成します。
最初のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- approved をクリックして、追加 し、プロパティーセルにデータオブジェクトフィールドをマッピングします。
2 つ目のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- insuranceCost をクリックしてから Add をクリックします。
2 つ目のプロパティーセルをクリックします。
- Test Tools パネルから、LoanApplication データオブジェクトを選択して展開します。
- approvedRate をクリックしてから Add をクリックします。
次に、テストシナリオを定義するには、1 行目に以下のデータを入力します。
-
GIVEN コラムの値として、Scenario Description には
Row 1 test scenario、amount には150000、deposit には19000、lenghtYears には30、type にはAssetを入力します。 -
EXPECT コラムの値として、approved には
true、insuranceCost には0、approvedRate には2を入力します。
-
GIVEN コラムの値として、Scenario Description には
次に 2 番目の行に、以下のデータを入力します。
-
GIVEN コラムの値として、Scenario Description には
Row 2 test scenario、amount には100002、deposit には2999、lenghtYears には20、type にはJobを入力します。 -
EXPECT コラムの値として、approved には
true、insuranceCost には10、approvedRate には6を入力します。
-
GIVEN コラムの値として、Scenario Description には
- シナリオに対して、GIVEN、EXPECT、その他のデータをすべて定義したら、テストシナリオデザイナーで Save をクリックして、設定した内容を保存します。
右上隅の Run Test をクリックして
.scesimファイルを実行します。テスト結果は、Test Report パネルに表示されます。View Alerts をクリックして、Alerts セクションからメッセージを表示します。テストに失敗した場合は、ウィンドウの下部にある Alerts セクションのメッセージを参照し、シナリオの全コンポーネントをレビューして修正してから、シナリオが合格するまでシナリオの検証を再度行います。
- テストシナリオデザイナーで Save をクリックして、必要な変更をすべて加えてから、作業を保存します。