パート V. ケース管理への Showcase アプリケーションの使用
ケース作業者またはプロセスの管理者は、Business Central でケース作業が行われている間、Showcase アプリケーションを使用してケース管理アプリケーションを管理および監視できます。
ケース管理はビジネスプロセス管理 (BPM) とは異なり、ケース時に処理する実際のデータに焦点をあて、目的を達成する一連の手順にはあまり重点を置きません。ケースデータは、ケース処理における情報の中で最も重要な要素ですが、ビジネスの状況や意思決定はケース作業担当者の管理下に置かれます。
本書を使用して Showcase アプリケーションをインストールし、Business Central の IT_Orders サンプルケース管理プロジェクトを使用してケースインスタンスを開始します。Business Central を使用して、IT 発注ケースを完了するのに必要なタスクを完了します。
前提条件
- Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.4 がインストールされている。詳細は、Red Hat JBoss EAP 7.4 インストールガイド を参照してください。
- Red Hat JBoss EAP に Red Hat Process Automation Manager がインストールされ、KIE Server で設定されている。詳細は Red Hat JBoss EAP 7.4 への Red Hat Process Automation Manager のインストールおよび設定 を参照してください。
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KieLoginModule
をstandalone-full.xml
に設定している。これは、KIE Server への接続に必要です。KIE Server の設定方法は、Red Hat Process Automation Manager インストールの計画 を参照してください。 -
Red Hat Process Automation Manager が稼働し、
kie-server
およびuser
の両ロールを持つユーザーで Business Central にログインしている。ロールの詳細は、Red Hat Process Automation Manager インストールの計画 を参照してください。 - IT_Orders サンプルプロジェクトが Business Central に実装されており、KIE Server にデプロイされている。ケース管理の詳細は、ケース管理の使用ガイド を参照してください。