2.3. Business Central へのシークレットの作成
HTTPS アクセスを提供するために、Business Central では SSL 証明書を使用します。このデプロイメントでは、サンプルシークレットを自動的に作成できます。ただし、実稼働環境では、Business Central の SSL 証明書を作成し、これをシークレットとして OpenShift 環境に提供する必要があります。
Business Central と KIE Server に同じ証明書およびキーストアを使用しないでください。
手順
KIE Server の SSL 暗号化向けの秘密鍵と公開鍵で
keystore.jks
という名前の SSL キーストアを生成します。自己署名または購入した SSL 証明書でキーストアを作成する方法は、SSL 暗号化キーおよび証明書 を参照してください。注記実稼働環境で、Business Central の予想される URL と一致する有効な署名済み証明書を生成します。
-
証明書の名前をメモします。Red Hat Process Automation Manager 設定におけるこのデフォルト名は
jboss
です。 -
キーストアファイルのパスワードをメモします。Red Hat Process Automation Manager 設定におけるこのデフォルトの値は
mykeystorepass
です。 oc
コマンドを使用して、新しいキーストアファイルからシークレットbusinesscentral-app-secret
を生成します。$ oc create secret generic businesscentral-app-secret --from-file=keystore.jks