2.9. S2I ビルドに使用する Business Central からのソースコードの展開
Source-to-Image (S2I) プロセスを使用してイミュータブル KIE Server を作成する予定がある場合は、Git リポジトリーにサービスのソースコードを提供する必要があります。オーサリングサービスに Business Central を使用する場合は、サービスのソースコードを展開して、S2I ビルドを使用する別の Git リポジトリー (GitHub や GitLab のオンプレミスインストールなど) に配置できます。
S2I プロセスを使用する予定がない場合や、サービスのオーサリングに Business Central を使用していない場合は、この手順を飛ばして次に進んでください。
手順
以下のコマンドを使用してソースコードを展開します。
git clone https://<business-central-host>:443/git/<MySpace>/<MyProject>
このコマンドでは、以下の変数を置き換えてください。
-
<business-central-host>
: Business Central を実行しているホスト -
<MySpace>
: プロジェクトが配置された Business Central 領域の名前 -
<MyProject>
: プロジェクトの名前
注記Business Central でプロジェクトの完全な URL を表示するには、Menu → Design → <MyProject> → Settings の順にクリックします。
注記HTTPS 通信に自己署名証明書を使用している場合にこのコマンドを実行すると、エラーメッセージ
SSL certificate problem
が表示され失敗する可能性があります。このような場合は、GIT_SSL_NO_VERIFY
環境変数を使用するなど、git
で SSL 証明書の検証を無効にします。env GIT_SSL_NO_VERIFY=true git clone https://<business-central-host>:443/git/<MySpace>/<MyProject>
-
- S2I ビルドの別の Git リポジトリー (GitHub または GitLab など) へのソースコードのアップロード