21.2. Kafka メッセージを送信するイベントの作成

Business Central でビジネスプロセスを作成したら、Kafka メッセージを送信するイベントを作成できます。

イベントは、データオブジェクトを入力データ項目として指定できます。プロセスエンジンは、設定されたトピックでメッセージとしてデータオブジェクトのコンテンツを送信します。

手順

  1. Business Central でビジネスプロセスが含まれるプロジェクトを開きます。
  2. メッセージ送信イベントに必要なワークアイテムハンドラーを追加します。

    1. SettingsDeploymentsWork Item Handlers タブを選択します。
    2. Add Work Item Handler をクリックします。
    3. 新しい空の行に以下の値を入力します。

      • Name: Send Task
      • Value: new org.jbpm.bpmn2.handler.SendTaskHandler()
      • Resolver type: MVEL
  3. メッセージに含まれる必要のあるデータを定義するデータオブジェクトを作成します。データオブジェクトの作成方法は、BPMN モデルを使用したビジネスプロセスの作成 を参照してください。
  4. ビジネスプロセスを選択し、ビジネスプロセスデザイナーを開きます。
  5. message タイプの中間出力イベントまたは終了イベントを追加します。
  6. イベントのプロパティーを開きます。
  7. Message フィールドで New を選択し、メッセージの名前を入力します。この名前は、イベントが Kafka メッセージを送信するトピックの名前と同じにする必要があります。同じにしない場合は、KIE Server の org.kie.server.jbpm-kafka.ext.topics.broker-topic-name システムプロパティーに定義する必要があります。

    org.kie.server.jbpm-kafka.ext.topics.* システムプロパティーを使用してトピック名を定義する方法は、22章プロセスから Kafka メッセージを送受信するための KIE Server の設定 を参照してください。

  8. 入力データ項目を追加します。タイプとして作成したデータオブジェクトを選択します。
  9. ビジネスプロセスを保存します。

次のステップ

プロセスの実行時に Red Hat AMQ Streams 統合を有効にするには、22章プロセスから Kafka メッセージを送受信するための KIE Server の設定 の説明に従い KIE Server を設定する必要があります。