30.5. "Add an Attribute column (属性列の追加)"

この列オプションを使用して、Saliance、Enabled、Date-Effective などの DRL ルール属性を表現する属性列を 1 つ以上追加できます。

たとえば、以下のガイド付きデシジョンテーブルでは salience 属性を使用してルールの優先度を、enabled 属性を使用して評価のルールを有効化または無効化します。salience の値が大きいルールが最初に評価され、enabled 属性が指定されたルールは、チェックボックスが選択されている場合にのみ、評価されます。

図30.5 評価の動きを定義する salience 属性および enabled 属性が含まれるルールの例

Guided decision table with `salience` and `enabled` attributes

ルール属性を含むルールソースの例

rule "Row 1 Pricing loans"
  salience 100
  enabled true
  when
    ...
  then
    ...
end
...
rule "Row 3 Pricing loans"
  enabled false
  when
    ...
  then
    ...
end

各属性の説明について、ウィザードのリストから属性を選択します。

ヒットポリシーおよび属性

デシジョンテーブルに定義したヒットポリシーに応じて、ヒットポリシーが内部的に使用されているため、一部の属性を無効にできます。たとえば、Resolved Hit ポリシーをこのテーブルに割り当てて、テーブルに指定した優先順位に従って行 (ルール) を適用すると、Salience 属性が使用されなくなります。Salience 属性は、定義した salience (優先順位) 値に従って、ルールの優先順位をエスカレーションし、値は、テーブルの Resolved Hit ポリシーによって上書きされるためです。

必須の列パラメーター

この列タイプを設定する Add a new column ウィザードには、以下のパラメーターが必要です。

  • 属性: 列に適用する属性を選択します。