Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Process Automation Manager
第2章 新機能
本セクションでは、Red Hat Process Automation Manager 7.1 の新機能について説明します。
2.1. インストールおよびアップグレード
2.1.1. Red Hat Process Automation Manager 更新ツールの統合
これまでは、Red Hat Process Automation Manager のパッチ更新およびマイナーリリースのアップグレードは、別のパッチやアップグレードツールで行われてきました。今回のリリースでは、新たな rhpam-$VERSION-update.zip 更新ツールを使ってパッチ更新とマイナーリリースアップグレードの両方を Red Hat Process Automation Manager 7.1 に適用することができます。バージョン 7.1 から 7.1.1 への更新といった Red Hat Process Automation Manager のパッチ更新には、最新のセキュリティー更新とバグ修正が含まれます。バージョン 7.1.x から 7.2 へのアップグレードといった Red Hat Process Automation Manager のマイナーリリースアップグレードには、機能強化、セキュリティー更新、バグ修正が含まれます。
Red Hat Process Automation Manager 7.0.x から Red Hat Process Automation Manager 7.1 へのアップグレードは、この更新ツールで実行できます。Red Hat Process Automation Manager の更新ツールの使用方法については、Patching and upgrading Red Hat Process Automation Manager 7.1 を参照してください。
2.2. Business Central
2.2.1. マルチ GIT ブランチサポート
Business Central はマルチ GIT ブランチ対応となり、複数のソースブランチで交換して作業ができるようになっています。プロジェクトのページで、ライブラリーの階層リンク内のブランチドロップダウンメニューを選択すると、この機能にアクセスできます。
2.3. Process designer
2.3.1. 新規イベントノード
Process designer インターフェイスには新たな条件およびエスカレーションノードが含まれ、ビジネスプロセスのオーサリング機能が改善されています。
条件イベントは、ある条件が true と評価された場合にトリガーされるイベントを定義します。以下の条件イベントが Red Hat Process Automation Manager 7.1 に追加されています。
- Start Conditional イベント
- Intermediate Conditional イベント
エスカレーションイベントは、サブプロセスから親プロセスまたは別のサブプロセスへの通信に使用できます。たとえば、インラインイベントサブプロセスのトリガーにのみ利用可能である Start Escalation (開始エスカレーション) イベントを使用する場合、親プロセスからサブプロセスへの通信になります。
エスカレーションイベントは非クリティカル (実行が一時停止されない) で、イベントが発生した場所で実行が継続されmす。以下のエスカレーションイベントが Red Hat Process Automation Manager 7.1 に追加されています。
- Start Escalation イベント
- Catch Intermediate Escalation イベント
- End Escalation event
2.4. プロセスサーバー
2.4.1. DMN (Decision Model and Notation) モデル
Red Hat Process Automation Manager 7.1 には、適合レベル 3 の DMN 1.2 モデルに対する完全ランタイムサポートが含まれます。組み込み DMN モデルデザイナーは含まれていませんが、サードパーティーの DMN オーサリングプラットフォームを使用して DMN モデルを設計し、そのモデルを Red Hat Process Automation Manager プロジェクトに含めて実装、実行できます。DMN モデルデザイナーは、近い将来 Red Hat Process Automation Manager に追加される予定です。
Red Hat Process Automation Manager 7.1 における DMN サポートについての情報は、Designing a decision service using DMN models を参照してください。
2.4.2. Case Management Model Notation (CMMN) のサポート
CMMN 1.1 がサポートされています。Business Central を使って、.cmmn ファイルのコンテンツのインポート、表示、変更ができます。プロジェクトのオーサリング時には、ご自分の CMM をインポートし、アセット一覧から選択すると、標準 XML エディターで表示または変更ができます。
以下の CMMN 1.1 コンストラクトが現在利用可能です。
- Tasks (human task、process task、decision task、case task)
- Discretionary tasks (上記と同じ)
- Stages
- Milestones
- Case file items
- Sentries (entry および exit)
Required、repeat、および manual activation タスクは現在サポートされていません。個別タスクの Sentry は、entry 基準に限定されていますが、entry と exit の基準は stages と milestones でサポート差rています。Decision task はデフォルトで DMN decision にマッピングされます。イベントリスナーはサポートされていません。
2.4.3. 予測モデルマークアップ言語 (PMML) モデル
Red Hat Process Automation Manager 7.1 は、以下の PMML 4.2.1 モデルタイプをサポートしています。
- 回帰モデル
- スコアカードモデル
- ツリーモデル
-
マイニングモデル (サブタイプ
modelChain、selectAll、selectFirst)
PMML モデルタイプとマイニングモデルのサブタイプは、利用可能になり次第、サポート対象を拡大していく予定です。
Red Hat Process Automation Manager 7.1 における PMML サポート情報は、Designing a decision service using PMML models を参照してください。
2.4.4. 実行可能ルールモデル
実行可能ルールモデルは埋め込み可能なモデルで、ビルド時に実行するルールセットの Java ベース表記を提供します。実行可能モデルは Red Hat Process Automation Manager の標準アセットパッケージングの代わりとなるもので、より効率的です。KIE コンテナーと KIE ベースの作成がより迅速にでき、DRL (Drools Rule Language) ファイルリストや他の Red Hat Process Automation Manager アセットが多い場合は、特に有効です。
Red Hat Process Automation Manager 7.1 における実行可能ルールについての詳細は、Designing a decision service using DRL rules の "Executable rule models" を参照してください。
2.4.5. Spring Boot のサポート
以下の Spring Boot スターターをプロジェクトに使用できます。
Business Central プロセス管理 - 埋め込みエンジン
-
groupId: org.kie -
artifactId: jbpm-spring-boot-starter-basic
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完全機能の Process Server
-
groupId: org.kie -
artifactId: kie-server-spring-boot-starter
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Process Server のルールおよびデシジョン
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groupId: org.kie -
artifactId: kie-server-spring-boot-starter-drools
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Process Server のルール、デシジョン、プロセス、およびケース
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groupId: org.kie -
artifactId: kie-server-spring-boot-starter-jbpm
-
Process Server のプラニング
-
groupId: org.kie -
artifactId: kie-server-spring-boot-starter-optaplanner
-
2.5. スマートルーター
2.5.1. HTTPS のサポート
スマートルーターでは HTTPS がサポートされています。
2.6. Red Hat Business Optimizer
2.6.1. マルチスレッド増分解決
Red Hat Business Optimizer はマルチスレッド増分解決をサポートするようになりました。解決プロセスは、繰り返し実行で完全に再現可能なまま、複数の CPU コアで並行して実行することができます。タスクによっては、4 コアを使用すると、1 コア使用の場合と比較して、3 倍以上の速さで解決可能となります。マルチスレッド増分解決を使用するには、タスクソースの編集は必要ありません。
2.6.2. 従業員勤務表
従業員勤務表スターターアプリケーションは大幅に改善されました。
- 新たなテナントが作成でき、実際のデータでアプリケーションを使用できます。白紙状態にデータを入力することができます。
- 通知やパフォーマンスなど、インターフェイスが改善されました。
- 長い期間をスクロールするのではなく、週を選択して表示することができます。