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2.2. Block Storage
本項では、Red Hat OpenStack Platform 8 の Block Storage サービスに実装されている新機能について簡単に説明します。
汎用ボリュームの移行
汎用ボリュームの移行により、 iSCSI をサポートせずデータ転送に他の方法を使用するボリュームドライバーがボリュームの移行操作に参加することが可能となります。この移行は、create_export を使用してボリュームを作成し、iSCSI を介してアタッチし、I/O 操作を実行します。より汎用とすることにより、他のドライバーもボリュームに参加することができます
この変更は、Ceph ドライバーでボリューム移行をサポートするのに必要です。
スナップショットのインポート/エクスポート
スナップショットのインポートおよびエクスポートの方法を提供します。スナップショットのインポート/エクスポート機能は、ボリュームのインポート/エクスポート機能を補完する機能です。
- この機能により、ボリュームのスナップショットを Block Storage ボリュームから別のボリュームにインポートしたり、バックエンドデバイスにすでに存在する OpenStack 以外 のスナップショットを Block Storage サービスにインポートしたりすることが可能となります。
- スナップショットのエクスポートは、ボリュームのエクスポートと同じように機能します。
無停止バックアップ
以前のリリースでは、バックアップ操作はボリュームがデタッチされている場合にのみ実行可能でした。今回のリリースでは、以下の手順でボリュームをバックアップできるようになりました。
- 一時スナップショットを取得します。
- スナップショットをアタッチします。
- スナップショットからバックアップを実行します。
- 一時スナップショットをクリーンアップします。
アタッチされているボリュームの場合は、全体の一時ボリュームを作成するよりも、一時スナップショットを作成する方が低コストとなります。今回の更新で、スナップショットをアタッチして、直接読み込むことが可能となりました。
スナップショットをアタッチする機能がドライバーに実装されていないためにスナップショットからデータを読み込む方法がない場合には、アタッチされたソースボリュームから一時ボリュームを作成して、その一時ボリュームをバックアップすることができます。
新たなボリュームレプリケーション API
ボリュームのレプリケーションは、重要なストレージ機能で、高可用性や、OpenStack クラウドで実行されているアプリケーションの障害復旧に必須です。本リリースでは、Block Storage サービスでのボリュームレプリケーションの初期サポートが追加されました。これには、以下の操作に対するサポートが含まれます。
- ボリュームをレプリケーションします (プライマリーからセカンダリーにレプリケーションする方法)。
- セカンダリーをプライマリーに昇格します (その後にレプリケーションを停止します)。
- レプリケーションを再度有効化します。
- レプリケーションが適切に実行されているかどうかを検証します。
汎用イメージキャッシュ
現在、一部のボリュームドライバーは、 clone_image メソッドが実装されており、最近使用されたイメージを保管しているボリュームの内部キャシュを使用します。ボリュームのクローンを非常に効率的に実行できるストレージバックエンドの場合には、このメソッドは、イメージのコンテンツを各ボリュームにアタッチ/コピーする方法と比較した場合に、パフォーマンスが大幅に向上する可能性があります。他のボリュームドライバーがこの機能をより簡単に利用できるようにして、コードベースで重複が発生するのを防ぐ目的で、イメージのキャッシュ機能が追加されています。
この機能は、複数のイメージからボリュームを作成する場合に使用します。初回以降はイメージからのボリューム作成は迅速化される可能性があります。

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