第1章 概要

本ガイドでは、高可用性 (HA) を使用してインスタンスを保護する方法について説明します。HA のバックエンドは Pacemaker Cluster Manager です。Pacemaker により、コンピュートノードおよびアプリケーションの障害を検知し、障害発生を予測して対応する機能が追加されます。

注記

本ガイドは、director を使用してデプロイ済みの既存の Red Hat OpenStack Platform 8 環境が完全に HA の状態に設定されていることを前提とします。

警告

インスタンスの高可用性を実装している間は、アップグレードやスケールアップの操作はできません。アップグレードやスケールアップを試行しても失敗します。

また、インスタンスの高可用性を有効にすると、将来、director を使用したアップグレードはできなくなります。これは、メジャーアップグレードとマイナーアップグレードの両方に該当します。詳しくは、https://access.redhat.com/solutions/2661641 を参照してください。