11.6. Heat でのポリシーの変更

重要

Red Hat では、カスタマイズされたロールまたはポリシーはサポートしていません。構文エラーや、承認が誤って適用されると、セキュリティーやユーザービリティーに悪影響を及ぼす可能性があります。実稼働環境でカスタマイズされたロールまたはポリシーが必要な場合は、サポート例外について Red Hat サポートにお問い合わせください。

heat を使用して、オーバークラウド内の特定のサービスのアクセスポリシーを設定できます。次のパラメーターを使用して、それぞれのサービスにポリシーを設定します。

表11.1 ポリシーパラメーター

パラメーター説明

KeystonePolicies

OpenStack Identity (keystone) 向けに設定するポリシーのハッシュ

IronicApiPolicies

OpenStack Bare Metal (ironic) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

BarbicanPolicies

OpenStack Key Manager (barbican) 向けに設定するポリシーのハッシュ

NeutronApiPolicies

OpenStack Networking (neutron) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

SaharaApiPolicies

OpenStack Clustering (sahara) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

NovaApiPolicies

OpenStack Compute (nova) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

CinderApiPolicies

OpenStack Block Storage (cinder) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

GlanceApiPolicies

OpenStack Image Storage (glance) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

HeatApiPolicies

OpenStack Orchestration (heat) API 向けに設定するポリシーのハッシュ

サービスのポリシーを設定するには、サービスのポリシーを含むハッシュ値をポリシーパラメーターに指定します。次に例を示します。

  • OpenStack Identity (keystone) には KeystonePolicies パラメーターを使用します。このパラメーターを環境ファイルの parameter_defaults セクションで設定します。

    parameter_defaults:
      KeystonePolicies: { keystone-context_is_admin: { key: context_is_admin, value: 'role:admin' } }
  • OpenStack Compute (nova) には NovaApiPolicies パラメーターを使用します。このパラメーターを環境ファイルの parameter_defaults セクションで設定します。

    parameter_defaults:
      NovaApiPolicies: { nova-context_is_admin: { key: 'compute:get_all', value: '@' } }