1.5. director Operator を使用したオーバークラウドデプロイメントのワークフロー
Red Hat OpenStack Platform director Operator のインストール後に、director Operator に固有のリソースを使用してオーバークラウドインフラストラクチャーのプロビジョニング、オーバークラウドの設定の生成、オーバークラウドの作成を行うことができます。
以下のワークフローで、オーバークラウド作成の一般的なプロセスを概説します。
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openstacknetconfig
CRD を使用して、コントロールプレーンと分離されたネットワークを含むオーバークラウドネットワークを作成します。 - ConfigMap を作成して、オーバークラウド用のカスタム heat テンプレートおよび環境ファイルを保存します。
- コントローラーノード用の 3 つの仮想マシンと、クライアント操作を実行するための Pod を含むコントロールプレーンを作成します。
- ベアメタルの Compute ノードを作成します。
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オーバークラウド設定用の Ansible Playbook をレンダリングするための
openstackconfiggenerator
を作成します。 -
openstackdeploy
を使用して、Ansible Playbook 設定をオーバークラウドノードに適用します。