4.3. デプロイメントのデバッグ
デプロイメントをデバッグには、以下の推奨事項を実行してください。
- プロビジョニングネットワーク上のアドレスを提供する DHCP サーバーを検証する
プロビジョニングネットワーク上のアドレスを提供する追加の DHCP サーバーが原因で、Red Hat OpenStack Platform director はマシンを検査およびプロビジョニングできなくなる場合があります。
DHCP または PXE のイントロスペクションの問題が発生した場合は、以下のコマンドを入力します。
$ sudo tcpdump -i any port 67 or port 68 or port 69
DHCP または PXE のデプロイメントの問題が発生した場合は、以下のコマンドを入力します。
$ sudo ip netns exec qdhcp tcpdump -i <interface> port 67 or port 68 or port 69
- 障害が発生したディスクまたは外部ディスクの状態を確認する
-
障害が発生したディスクまたは外部ディスクは、ディスクの状態をチェックし、マシンの帯域外管理に応じて、失敗したディスクまたは外部ディスクの状態が
Up
に設定されていることを確認します。デプロイメントサイクル中にディスクのUp
状態が終了し、ベースオペレーティングシステムに表示されるディスクの順番が変化する可能性があります。 - 以下のコマンドを使用して、失敗したオーバークラウドのデプロイメントをデバッグする
-
openstack stack failures list overcloud
-
heat resource-list -n5 overcloud | grep -i fail
-
less /var/lib/mistral/config-download-latest/ansible.log
コマンドの出力を確認するには、障害が発生するノードにログインして、
/var/log/
および/var/log/containers/
のログファイルを確認します。-