3.4. ML2/OVS から ML2/OVN への移行

ovn-migration スクリプトは、ML2/OVS から ML2/OVN へのインプレースマイグレーションに関する環境設定、移行、およびクリーンアップタスクを実行します。

前提条件

Procedure

  • 'ovn_migration.sh start-migration を実行して移行プロセスを開始します。tee コマンドは、トラブルシューティング目的のスクリプト出力のコピーを作成します。

    $ ovn_migration.sh start-migration  | sudo tee -a /var/log/ovn_migration_output.txt

結果

スクリプトは以下のアクションを実行します。

  • 移行前のリソース (ネットワークおよび仮想マシン) を作成して、既存のデプロイメントと最終移行を検証します。
  • br-int ではなく、一時ブリッジ br-migration を使用して、参照実装サービスと共に OVN をデプロイするために、オーバークラウドスタックを更新します。一時ブリッジは、移行時のダウンタイムを抑えるのに役立ちます。
  • neutron-ovn-db-sync-util を実行して OVN ノースバウンドデータベースを生成します。このユーティリティーは、OVN ノースバウンドデータベースで等価なリソースを作成するために Neutron データベースを調べます。
  • br-int から br-migration に既存のリソースのクローンを作成し、ovn が br-migration で同じリソース UUID を検出できるようにします。
  • br-migration ではなく br-int に ovn-controller を再度割り当てます。
  • 以下に示す ML2/OVN が使用していないノードリソースを削除します。

    • ネットワーク名前空間 (fip、snat、qrouter、qdhcp) をクリーンアップします。
    • br-int の不要なパッチポートを削除します。
    • br-tun および br-migration ovs ブリッジを削除します。
    • br-int から qr-ha-、および qg- で始まるポートを削除します (neutron-netns-cleanup を使用)。
  • Networking サービス API を使用して、Networking サービス (neutron) エージェントおよび Networking サービス HA の内部ネットワークをデータベースから削除します。
  • 移行前のリソースで接続を検証します。
  • 移行前のリソースを削除します。
  • 移行後のリソースを作成します。
  • 移行後のリソースで接続を検証します。
  • 移行後のリソースをクリーンアップします。
  • デプロイメントツールを再度実行して、br-int 上の OVN を更新します。