8.3. OVS-DPDK の派生パラメーター

この機能は、本リリースでは テクノロジープレビュー として提供しているため、Red Hat では全面的にはサポートしていません。これは、テスト用途にのみご利用いただく機能です。実稼働環境にはデプロイしないでください。テクノロジープレビュー機能についての詳しい情報は、対象範囲の詳細 を参照してください。

derive_params.yaml のワークフローは、ComputeNeutronOvsDpdk サービスを使用するロールに関連付けられた DPDK パラメーターを派生します。

ワークフローは、OVS-DPDK の以下のパラメーターを自動的に派生することができます。NovaVcpuPinSet パラメーターは非推奨となり、専用の固定されたワークフロー用の NovaComputeCpuDedicatedSet に置き換えられています。

  • IsolCpusList
  • KernelArgs
  • NovaReservedHostMemory
  • NovaComputeCpuDedicatedSet
  • OvsDpdkSocketMemory
  • OvsPmdCoreList
注記

エラーを回避するには、ロール固有のパラメーターにロール固有のタグ付けを設定する必要があります。

OvsDpdkMemoryChannels パラメーターは、イントロスペクションのメモリーバンクデータからは派生できません。これは、メモリースロット名の形式がハードウェア環境ごとに異なるためです。

多くの場合、OvsDpdkMemoryChannels のデフォルト値は 4 です。ハードウェアのマニュアルを参照して 1 ソケットあたりのメモリーチャネル数を確認し、デフォルト値をその値で更新してください。

ワークフローパラメーターの詳細は、ワークフローを使用した DPDK パラメーターの算出 を参照してください。