13.11. config-download の制限事項

config-download 機能にはいくつかの制限があります。

  • --tags--skip-tags--start-at-task などの ansible-playbook CLI 引数を使用する場合には、デプロイメントの設定は、間違った順序で実行したり適用したりしないでください。これらの CLI 引数は、以前に失敗したタスクを再度実行する場合や、初回のデプロイメントを繰り返す場合に便利な方法です。ただし、デプロイメントの一貫性を保証するには、deploy_steps_playbook.yaml の全タスクを順番どおりに実行する必要があります。
  • タスク名に変数を使用する特定のタスクに --start-at-task 引数を使用することはできません。たとえば、--start-at-task 引数は、以下の Ansible タスクでは機能しません。

    - name: Run puppet host configuration for step {{ step }}
  • オーバークラウドのデプロイメントに director でデプロイされた Ceph Storage クラスターが含まれる場合、external_deploy_steps のタスクも省略しない限り、--check オプションを使用する際に step1 のタスクを省略することはできません。
  • --forks オプションを使用して、同時に実施する Ansible タスクの数を設定することができます。ただし、同時タスクが 25 を超えると、config-download 操作のパフォーマンスが低下します。このため、--forks オプションに 25 を超える値を設定しないでください。