1.5. アンダークラウドノードのスタンドアロンデータベースバックアップの作成
Red Hat OpenStack Platform 環境を 13 から 16.2 にアップグレードする場合は、アンダークラウドのアップグレードを実行してから、アンダークラウドノードで Leapp によるアップグレードプロセスを実施する前に、スタンドアロンデータベースのバックアップを作成する必要があります。
オプションで、スタンドアロンのアンダークラウドデータベースバックアップを定期的なバックアップスケジュールに含めて、追加のデータセキュリティーを提供できます。アンダークラウドノードの完全バックアップには、アンダークラウドノードのデータベースバックアップが含まれます。ただし、完全なアンダークラウドの復元が失敗した場合、完全なアンダークラウドバックアップのデータベース部分にアクセスできなくなる可能性があります。この場合、スタンドアロンのアンダークラウドデータベースのバックアップからデータベースを復元できます。
手順
アンダークラウドノードのデータベースのバックアップを作成します。
openstack undercloud backup --db-only
データベースのバックアップファイルは
/home/stack with the name openstack-backup-mysql-<timestamp>.sql
に保存されます。