2.3.9. ボリュームの所有者の変更

ボリュームの所有者を変更するには、ボリューム転送を実行する必要があります。ボリュームの転送はボリュームの所有者によって開始され、所有権の変更は、転送が新しい所有者によって受け入れられた後に完了します。

2.3.9.1. コマンドラインを使用したボリュームの譲渡

  1. コマンドラインから、ボリュームの現在の所有者としてログインします。
  2. 利用可能なボリュームを一覧表示します。

    # cinder list
  3. 以下のコマンドを実行して、ボリュームの譲渡を開始します。

    # cinder transfer-create VOLUME

    VOLUME は譲渡するボリュームの名前または ID に置き換えます。以下に例を示します。

      +------------+--------------------------------------+
      |  Property  |                Value                 |
      +------------+--------------------------------------+
      |  auth_key  |           f03bf51ce7ead189           |
      | created_at |      2014-12-08T03:46:31.884066      |
      |     id     | 3f5dc551-c675-4205-a13a-d30f88527490 |
      |    name    |                 None                 |
      | volume_id  | bcf7d015-4843-464c-880d-7376851ca728 |
      +------------+--------------------------------------+

    cinder transfer-create コマンドはボリュームの所有権を消去し、譲渡用の idauth_key を作成します。この値は別のユーザーに渡すことができます。受け取ったユーザーは、その値を使用して譲渡を承認し、ボリュームの新しい所有者となります。

  4. 新規ユーザーがボリュームの所有権を宣言できる状態となりました。所有権を宣言するには、ユーザーは最初にコマンドラインからログインして以下のコマンドを実行する必要があります。

    # cinder transfer-accept TRANSFERID TRANSFERKEY

    TRANSFERIDTRANSFERKEY はそれぞれ、cinder transfer-create で返された idauth_key の値に置き換えます。以下に例を示します。

    # cinder transfer-accept 3f5dc551-c675-4205-a13a-d30f88527490 f03bf51ce7ead189
注記

利用可能なボリュームの譲渡をすべて表示するには、以下のコマンドを実行します。

# cinder transfer-list