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7.8.10. Quality of Service (QoS)

デフォルトでは、QoS (Quality of Service)ポリシーおよびルールはクラウド管理者によって管理されます。これにより、プロジェクトが特定の QoS ルールを作成できず、またポートに特定のポリシーをアタッチすることはできません。管理者が通信するアプリケーションなどの一部のユースケースでは、管理者がプロジェクトを信頼し、独自のポリシーをポートに作成および接続できるようにします。そのためには、policy.json ファイルを変更します。

Red Hat OpenStack Platform 12 から、neutron は、受信トラフィックと送信トラフィックの両方で、帯域幅を制限する QoS ルールをサポートしています。この QoS ルールは QosBandwidthLimitRule という名前で、毎秒キロビットで測定される負の整数を 2 つ受け取ります。

  • max-kbps: 帯域幅
  • max-burst-kbps: バーストバッファー

QoSBandwidthLimitRule は、neutron Open vSwitch、Linux ブリッジ、および SR-IOV ドライバーに実装されています。ただし、SR-IOV ドライバーでは、max-burst-kbps の値が使用されず、設定されている場合は無視されます。

QoS ルール QosDscpMarkingRule は、IPv4 (RFC 2474) のサービスヘッダーのタイプに Differentiated Service Code Point (DSCP) 値を設定し、仮想マシンから出るすべてのトラフィックで、IPv6 のトラフィッククラスヘッダー (ルールが適用されます) を設定します。これは、ネットワークが輻輳に合致するように、パケットのドロップの優先度を示す、有効な値が 21 の 6 ビットヘッダーです。また、ファイアウォールで使用して、アクセス制御リストに対する有効なトラフィックまたは無効なトラフィックを一致させることもできます。