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第18章 一般的なネットワーク管理タスク

Red Hat OpenStack Platform Networking サービス(neutron)で、レイヤー 2 Population ドライバーの設定や内部 DNS によってポートに割り当てられた名前の指定など、管理タスクを実施しなければならない場合があります。

18.1. L2 Population ドライバーの設定

L2 Population ドライバーはブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャストのトラフィックを有効化して、大型のオーバーレイネットワークをスケールアウトします。デフォルトでは、Open vSwitch GRE および VXLAN がブロードキャストを各エージェントに複製します。これには、送信先のネットワークをホストしていないエージェントも含まれます。この設計には、多大なネットワークとプロセスのオーバーヘッドを受容する必要があります。L2 Population ドライバーにより導入される代替の設計は、ARP 解決および MAC 学習トラフィックのための部分的なメッシュを実装し、特定のネットワークをホストするノード間に、そのネットワーク用のトンネルも作成します。このトラフィックは、対象設定済みのユニキャストとしてカプセル化されることによって、必要なエージェントにのみ送信されます。

L2 Population ドライバーを有効にするには、以下の手順を実施します。

1.L2 Population ドライバーを有効にするには、メカニズムドライバーの一覧に追加します。また、少なくとも 1 つのトンネリングドライバーも有効にする必要があります (GRE と VXLAN のいずれか一方または両方)。ml2_conf.ini ファイルに適切な設定オプションを追加します。

[ml2]
type_drivers = local,flat,vlan,gre,vxlan,geneve
mechanism_drivers = l2population
注記

Neutron の Linux Bridge ML2 ドライバーおよびエージェントは Red Hat OpenStack Platform 11 で非推奨となりました。一般的な用途の場合には、Red Hat では OpenStack Platform director のデフォルトである Open vSwitch (OVS) プラグインを推奨しています。

2.openvswitch_agent.ini ファイルで L2 Population を有効化します。その場合には、L2 エージェントが含まれる各ノードで有効にします。

[agent]
l2_population = True
注記

ARP 応答フローをインストールするには、arp_responder フラグを設定します。

[agent]
l2_population = True
arp_responder = True