第1章 Red Hat OpenStack Platform の監視ツールの概要

監視ツールは、オペレーターが OpenStack 環境を維持管理するのに役立つオプションのツールセットです。これらのツールは、以下の機能を果たします。

  • 集中ロギング: OpenStack 環境の全コンポーネントからのログを 1 つの場所に収集します。すべてのノードとサービスにわたって問題を特定することができます。また、オプションで Red Hat にログデータをエクスポートして、問題を診断するサポートを受けることもできます。
  • 可用性監視: OpenStack 環境内の全コンポーネントを監視して、いずれかのコンポーネントが現在停止中または機能していない状態かどうかを判断します。また、問題が確認された時にシステムがアラートを送信するように設定することも可能です。

1.1. 監視用コンポーネントのサポート状況

以下の表に、Red Hat OpenStack Platform の監視用コンポーネントの サポート状況 を示します。

表1.1 サポート状況

コンポーネント  完全サポートが開始されたリリース非推奨になったリリース廃止されたリリース注記

Aodh

OSP 9

OSP 15

 

16.1 での自動スケーリングに使用します。

Ceilometer

OSP 4

   

Collectd

OSP 11

   

Gnocchi

OSP 9

OSP 15

  

Panko

OSP 11

OSP 12 (OSP 14 以降、デフォルトではインストールされない)

OSP 16.1

16.1 まで、Cloudforms で必要

osops-tools-monitoring-oscheck

 

OSP 14