第4章 ストレージ管理ネットワークポートの NIC へのマッピング

ストレージ管理ネットワークのポートをハイパーコンバージドノードの物理 NIC にマッピングする必要があります。

手順

  1. お使いの環境の /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/network/config/<nic_config>/compute.yaml ファイルを、環境ファイルのディレクトリーにコピーして、その名前を変更します。

    $ cp /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/network/config/<nic_config>/compute.yaml /home/stack/templates/nic-configs/compute-hci.yaml

    <nic_config> を、お使いの環境の compute.yaml ファイルが含まれる NIC 設定フォルダーに置き換えます。各 NIC 設定の詳細については、各フォルダーの README.md を参照してください。

  2. compute-hci.yaml ファイルにまだ以下の StorageMgmtNetworkVlanID 定義がなければ、その定義を追加します。

    StorageMgmtNetworkVlanID:
      default: 40
      description: Vlan ID for the storage mgmt network traffic.
      type: number
  3. 各 HCI ノードで StorageMgmtNetworkVlanID を特定の NIC にマッピングします。たとえば、VLAN を単一の NIC にトランク接続する場合、compute-hci.yaml ファイルの network_config: セクションに以下のエントリーを追加します。

              type: vlan
              device: em2
              mtu: 9000
              use_dhcp: false
              vlan_id: {get_param: StorageMgmtNetworkVlanID}
              addresses:
                -
                  ip_netmask: {get_param: StorageMgmtIpSubnet}
    注記

    NIC を StorageMgmtNetworkVlanID にマッピングする際に、MTU を 9000 (ジャンボフレーム) に設定して、Red Hat Ceph Storage のパフォーマンスを向上させます。詳細は、『ネットワークガイド』の「director での MTU 設定の定義」および『Advanced Overcloud Customization』の「ジャンボフレームの設定」を参照してください。

  4. ~/templates/network.yaml という名前でネットワークの環境ファイルを作成します。
  5. オーバークラウドのデプロイメント中に Compute NIC テンプレート compute-hci.yaml を呼び出すには、以下の設定を network.yaml ファイルに追加します。

    resource_registry:
      OS::TripleO::ComputeHCI::Net::SoftwareConfig: /home/stack/templates/nic-configs/compute-hci.yaml