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7.5. オーバークラウドでのフェンシングの無効化

オーバークラウドをアップグレードする前に、フェンシングが無効になっていることを確認します。

オーバークラウドをアップグレードする場合、高可用性機能を維持するために、各コントローラーノードを個別にアップグレードします。フェンシングが環境にデプロイされると、オーバークラウドは特定ノードが無効であることを検出し、フェンシング操作を試みる場合があります。これにより、意図しない結果が生じる可能性があります。

オーバークラウドでフェンシングを有効にしている場合には、意図しない結果を防ぐために、アップグレード期間中フェンシングを一時的に無効にする必要があります。

注記

オーバークラウドでフェンシングを再び有効にするには、openstack overcloud update convergeコマンドを実行する前に、fencing.yaml環境ファイルでEnableFencingパラメーターをtrueに設定します。director は、デプロイメント時にオーバークラウドでのフェンシングを有効にします。

手順

  1. アンダークラウドに stack ユーザーとしてログインします。
  2. source コマンドで stackrc ファイルを読み込みます。

    $ source ~/stackrc
  3. コントローラーノードにログインし、Pacemaker コマンドを実行してフェンシングを無効にします。

    $ ssh heat-admin@CONTROLLER_IP "sudo pcs property set stonith-enabled=false"
  4. fencing.yaml環境ファイルで、EnableFencingパラメーターをfalseに設定し、アップグレードプロセス中にフェンシングが無効のままとなるようにします。