6.4. DCN への Red Hat Ceph Storage Dashboard のデプロイ

手順

Red Hat Ceph Storage Dashboard を中央サイトにデプロイするには、「Red Hat Ceph Storage Dashboard のオーバークラウドデプロイメントへの追加」を参照してください。中央サイトをデプロイする前に、これらの手順を完了する必要があります。

Red Hat Ceph Storage Dashboard をエッジロケーションにデプロイするには、中央サイトで完了した手順と同じ手順を実行します。ただし、以下の手順を実施する必要があります。

  • エッジサイトをデプロイするためのテンプレートで、ManageNetworks パラメーターの値が false となるようにしてください。ManageNetworksfalse に設定すると、エッジサイトは中央スタックで既に作成された既存のネットワークを使用します。

    parameter_defaults:
      ManageNetworks: false
  • 高可用性の仮想 IP を作成するには、負荷分散用に独自のソリューションをデプロイする必要があります。エッジサイトでは haproxy および pacemaker はデプロイされません。Red Hat Ceph Storage Dashboard をエッジロケーションにデプロイする場合、デプロイメントはストレージネットワーク上で公開されます。Dashboard は、負荷分散ソリューションなしに異なる IP アドレスを持つ 3 つの DistributedComputeHCI ノードにそれぞれインストールされます。

6.4.1. 仮想 IP 用のコンポーザブルネットワークの作成

Ceph Dashboard を公開することのできる仮想 IP をホストする追加のネットワークを作成することができます。複数のスタックでネットワークリソースを再使用しないでください。ネットワークリソースの再利用に関する詳細は、「複数スタックでのネットワークリソースの再利用」を参照してください。

この追加ネットワークリソースを作成するには、提供される network_data_dashboard.yaml heat テンプレートを使用します。作成されるネットワークの名前は StorageDashboard です。

手順

  1. Red Hat OpenStack Platform director に stack としてログインします。
  2. DistributedComputeHCIDashboard ロールおよびお使いの環境に適したその他のロールを生成します。

    openstack overcloud roles generate DistributedComputeHCIDashboard -o ~/dnc0/roles.yaml
  3. オーバークラウドデプロイコマンドに roles.yaml および network_data_dashboard.yaml を追加します。

    $ openstack overcloud deploy --templates \
    -r ~/<dcn>/<dcn_site_roles>.yaml \
    -n /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/network_data_dashboard.yaml \
    -e <overcloud_environment_files> \
    ...
    -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/ceph-ansible/ceph-ansible.yaml \
    -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/ceph-ansible/ceph-dashboard.yaml
注記

デプロイメントでは、Dashboard が有効なストレージネットワーク上の 3 つの IP アドレスが提供されます。

検証

Dashboard が中央サイトで動作し、Ceph クラスターから表示されるデータが正しいことを確認するには、「Ceph Dashboard へのアクセス」を参照してください。

同様の手順で Dashboard がエッジロケーションで動作していることを確認できますが、エッジロケーションにロードバランサーが存在しないので例外があります。

  1. /var/lib/mistral/<stackname>/ceph-ansible/group_vars/all.yml から、選択したスタックに固有の Dashboard 管理者のログイン認証情報を取得します。
  2. 選択したスタックに固有のインベントリー /var/lib/mistral/<stackname>/ceph-ansible/inventory.yml で、DistributedComputeHCI ロールホストの一覧を見つけ、storage_ip の値を 3 つすべて保存します。以下の例では、最初の 2 つの Dashboard IP は 172.16.11.84 と 172.16.11.87 です。

    DistributedComputeHCI:
      hosts:
        dcn1-distributed-compute-hci-0:
          ansible_host: 192.168.24.16
    ...
    storage_hostname: dcn1-distributed-compute-hci-0.storage.localdomain
    storage_ip: 172.16.11.84
    ...
        dcn1-distributed-compute-hci-1:
    ansible_host: 192.168.24.22
    ...
    storage_hostname: dcn1-distributed-compute-hci-1.storage.localdomain
    storage_ip: 172.16.11.87
  3. これらの IP アドレスにアクセス可能な場合は、Ceph Dashboard がそのいずれかでアクティブであることを確認することができます。これらの IP アドレスはストレージネットワーク上にあり、ルーティングされません。これらの IP アドレスが利用できない場合、インベントリーから取得する 3 つの IP アドレスのロードバランサーを設定して、検証用に仮想 IP アドレスを取得する必要があります。