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7.4. IPv6 プロビジョニング向けノードのハードウェアの検査

director は各ノードでイントロスペクションプロセスを実行することができます。以下の手順では、PXE を通じて各ノードでイントロスペクションエージェントをブートします。イントロスペクションエージェントは、ノードからハードウェアのデータを収集し、そのデータを director に送り返します。次に director は、director 上で実行中の OpenStack Object Storage (swift) サービスにこのイントロスペクションデータを保管します。director は、プロファイルのタグ付け、ベンチマーキング、ルートディスクの手動割り当てなど、さまざまな目的でハードウェア情報を使用します。

手順

  1. 以下のコマンドを実行して、各ノードのハードウェア属性を検証します。

    (undercloud) $ openstack overcloud node introspect --all-manageable --provide
    • --all-manageable オプションを使用して、管理状態にあるノードのみをイントロスペクションします。ここでは、すべてのノードが管理状態にあります。
    • --provide オプションを使用して、イントロスペクション後に全ノードを available の状態に再設定します。
  2. 別のターミナルウィンドウで、イントロスペクションの進捗ログを監視します。

    (undercloud) $ sudo tail -f /var/log/containers/ironic-inspector/ironic-inspector.log
    重要

    このプロセスを必ず完了させてください。ベアメタルノードの場合には、通常 15 分ほどかかります。

  3. LLDP が Bare Metal Provisioning サービス (ironic) ポートの local_link_connection を正しく設定することを確認します。

    $ openstack baremetal port list --long -c UUID -c "Node UUID" -c "Local Link Connection"
  4. ベアメタルノードの ironic ポートのローカルリンク接続フィールドが空欄の場合は、手動で local_link_connection の値にダミーのデータを反映する必要があります。以下の例では、ダミーのスイッチ ID 52:54:00:00:00:00 およびポート ID p0 を入力します。

    $ openstack baremetal port set <port_UUID> \
    --local-link-connection switch_id=52:54:00:00:00:00 \
    --local-link-connection port_id=p0
  5. ローカルリンク接続フィールドにダミーのデータが含まれていることを確認します。

    $ openstack baremetal port list --long -c UUID -c "Node UUID" -c "Local Link Connection"

イントロスペクション完了後には、すべてのノードが available の状態に変わります。