第9章 デプロイメント後

以下のサブセクションでは、Ceph クラスターを管理するためのデプロイメント後の操作についていくつか説明します。

9.1. オーバークラウドへのアクセス

director は、アンダークラウドからオーバークラウドと対話するための設定を行い、認証をサポートするスクリプトを作成します。director は、このファイル (overcloudrc) を stack ユーザーのホームディレクトリーに保存します。このファイルを使用するには、以下のコマンドを実行します。

$ source ~/overcloudrc

これにより、アンダークラウド CLI からオーバークラウドと対話するために必要な環境変数が読み込まれます。アンダークラウドとの対話に戻るには、以下のコマンドを実行します。

$ source ~/stackrc

9.2. Ceph Storage ノードの監視

オーバークラウドを作成したら、Ceph Storage クラスターのステータスをチェックして、正常に機能していることを確認します。

手順

  1. コントローラーノードに heat-admin ユーザーとしてログインします。

    $ nova list
    $ ssh heat-admin@192.168.0.25
  2. クラスターの正常性を確認します。

    $ sudo podman exec ceph-mon-<HOSTNAME> ceph health

    クラスターに問題がない場合は、上記のコマンドにより、HEALTH_OK というレポートが返されます。これは、クラスターを安全に使用できることを意味します。

  3. Ceph monitor サービスを実行するオーバークラウドノードにログインし、クラスター内の全 OSD のステータスを確認します。

    $ sudo podman exec ceph-mon-<HOSTNAME> ceph osd tree
  4. Ceph Monitor クォーラムのステータスを確認します。

    $ sudo podman exec ceph-mon-<HOSTNAME> ceph quorum_status

    これにより、クォーラムに参加するモニターとどれがリーダーであるかが表示されます。

  5. すべての Ceph OSD が動作中であることを確認します。

    $ sudo podman exec ceph-mon-<HOSTNAME> ceph osd stat

Ceph Storage クラスターの監視に関する詳細は、『Red Hat Ceph Storage Administration Guide』「Monitoring」を参照してください。