6.2. Block Storage (cinder) 種別の新しい Ceph プールへのマッピング

警告
既存の環境でパフォーマンス層を定義すると、Ceph クラスター内で大量のデータが移動する場合があります。スタックの更新時に director がトリガーする ceph-ansible には、プールがクラスターにすでに定義されているかどうかや、データが含まれるかどうかを確認するロジックはありません。つまり、プールに関連付けられたデフォルトの CRUSH ルールを変更すると、データの移動が行われるため、既存の環境でパフォーマンス層を定義することは危険となる可能性があります。ノードの追加または削除に関する支援または推奨事項が必要な場合は、Red Hat サポートにお問い合わせください。

設定手順を完了したら、Block Storage (cinder) を使用して作成した fastpool 層にマッピングされた種別を作成して、RHOSP テナントにパフォーマンス層の機能を使用できるようにします。

手順

  1. アンダークラウドノードに stack ユーザーとしてログインします。
  2. source コマンドで overcloudrc ファイルを読み込みます。

    $ source overcloudrc
  3. Block Storage ボリュームの既存種別を確認します。

    $ cinder type-list
  4. 新規の Block Storage ボリューム fast_tier を作成します。

    $ cinder type-create fast_tier
  5. Block Storage 種別が作成されていることを確認します。

    $ cinder type-list
  6. fast_tier Block Storage 種別が利用可能な場合は、作成した新しい層の Block Storage ボリュームバックエンドとして fastpool を設定します。

    $ cinder type-key fast_tier set volume_backend_name=tripleo_ceph_fastpool
  7. 新しい層を使用して、新しいボリュームを作成します。

    $ cinder create 1 --volume-type fast_tier --name fastdisk