19.4. Open vSwitch ファイアウォールの使用

Red Hat OpenStack Platform director で Open vSwitch (OVS) ファイアウォールドライバーを使用するためのセキュリティーグループを設定することができます。NeutronOVSFirewallDriver パラメーターを使用して、使用するファイアウォールドライバーを指定します。

  • iptables_hybrid - Networking サービス (neutron) が iptables/ハイブリッドベースの実装を使用するように設定します。
  • openvswitch - Networking サービスが OVS ファイアウォールのフローベースのドライバーを使用するように設定します。

openvswitch ファイアウォールドライバーはパフォーマンスがより高く、ゲストをプロジェクトネットワークに接続するためのインターフェースとブリッジの数を削減します。

重要

Open vSwitch (OVS) ファイアウォールドライバーによるマルチキャストトラフィックの処理は、iptables ファイアウォールドライバーの場合とは異なります。iptables の場合、デフォルトでは VRRP トラフィックは拒否されます。したがって、VRRP トラフィックがエンドポイントに到達できるようにするには、セキュリティーグループルールで VRRP を有効にする必要があります。OVS の場合、すべてのポートが同じ OpenFlow コンテキストを共有し、ポートごとに個別にマルチキャストトラフィックを処理することはできません。セキュリティーグループはすべてのポート (ルーター上のポートなど) には適用されないため、OVS は RFC 4541 の定義に従って NORMAL アクションを使用してマルチキャストトラフィックを全ポートに転送します。

注記

iptables_hybrid オプションは、OVS-DPDK との互換性はありません。openvswitch オプションには、OVS ハードウェアオフロードとの互換性はありません。

network-environment.yaml ファイルで NeutronOVSFirewallDriver パラメーターを設定します。

NeutronOVSFirewallDriver: openvswitch
  • NeutronOVSFirewallDriver: セキュリティーグループを実装する時に使用するファイアウォールドライバーの名前を設定します。設定可能な値は、お使いのシステム構成により異なります。たとえば、noopopenvswitch、および iptables_hybrid です。デフォルト値である空の文字列を指定すると、サポートされている構成となります。