18.5. イメージのインポート法および共有ステージングエリアの設定

OpenStack Image サービス (glance) のデフォルト設定は、Red Hat OpenStack Platform のインストール時に使用する heat テンプレートで定義されます。Image サービスの heat テンプレートは deployment/glance/glance-api-container-puppet.yaml です。

以下の方法でイメージをインポートすることができます。

web-download
web-download メソッドを使用して、URL からイメージをインポートする。
glance-direct
glance-direct メソッドを使用して、ローカルボリュームからイメージをインポートする。

18.5.1. glance-settings.yaml ファイルの作成およびデプロイメント

カスタム環境ファイルを使用して、インポートパラメーターを設定します。これらのパラメーターは、コア heat テンプレートコレクションのデフォルト値を上書きします。以下の環境コンテンツは、相互運用可能なイメージのインポート用パラメーターの例です。

parameter_defaults:
  # Configure NFS backend
  GlanceBackend: file
  GlanceNfsEnabled: true
  GlanceNfsShare: 192.168.122.1:/export/glance

  # Enable glance-direct import method
  GlanceEnabledImportMethods: glance-direct,web-download

  # Configure NFS staging area (required for glance-direct import method)
  GlanceStagingNfsShare: 192.168.122.1:/export/glance-staging

GlanceBackendGlanceNfsEnabled、および GlanceNfsShare パラメーターについては、『オーバークラウドの高度なカスタマイズ』「ストレージの設定」の章に説明があります。

相互運用可能なイメージのインポートに関する 2 つの新たなパラメーターを使用して、インポート法および共有 FNS ステージングエリアを定義します。

GlanceEnabledImportMethods
利用可能なインポート法として web-download (デフォルト) および glance-direct を定義します。このパラメーターが必要になるのは、web-download に加えて別の方法を有効にする場合に限ります。
GlanceStagingNfsShare
glance-direct インポート法で使用する NFS ステージングエリアを設定します。この領域は、高可用性クラスター設定のノード間で共有することができます。このパラメーターを使用する場合は、GlanceNfsEnabled パラメーターを true に設定する必要もあります。

手順

  1. 新規ファイルを作成します (例: glance-settings.yaml)。サンプルの構文を使用して、このファイルを設定します。
  2. デプロイメントに該当するその他の環境ファイルと共に、openstack overcloud deploy コマンドに glance-settings.yaml ファイルを追加します。

    $ openstack overcloud deploy --templates -e glance-settings.yaml

環境ファイルの使用に関する詳細については、『オーバークラウドの高度なカスタマイズ』「オーバークラウド作成時の環境ファイルの追加」セクションを参照してください。