14.9. DNS エンドポイントの設定
DNS ホスト名を使用して SSL/TLS でオーバークラウドにアクセスする場合には、/usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/predictable-placement/custom-domain.yaml
ファイルを /home/stack/templates
ディレクトリーにコピーします。
注記
この環境ファイルが初回のデプロイメントに含まれていない場合は、TLS-everywhere のアーキテクチャーで再デプロイすることはできません。
すべてのフィールドのホスト名およびドメイン名を設定し、必要に応じてカスタムネットワークのパラメーターを追加します。
- CloudDomain
- ホストの DNS ドメイン
- CloudName
- オーバークラウドエンドポイントの DNS ホスト名
- CloudNameCtlplane
- プロビジョニングネットワークエンドポイントの DNS 名
- CloudNameInternal
- Internal API エンドポイントの DNS 名
- CloudNameStorage
- ストレージエンドポイントの DNS 名
- CloudNameStorageManagement
- ストレージ管理エンドポイントの DNS 名
- DnsServers
-
使用する DNS サーバーのリスト。設定済みの DNS サーバーには、パブリック API の IP アドレスに一致する設定済みの
CloudName
へのエントリーが含まれていなければなりません。
手順
新規または既存の環境ファイルのいずれかで、パラメーターのデフォルトセクションに使用する DNS サーバーのリストを追加します。
parameter_defaults: DnsServers: ["10.0.0.254"] ....