15.3. novajoin を使用した Red Hat Identity Manager (IdM) へのノードの登録
novajoin は、デプロイメントプロセスの一部として、ノードを Red Hat Identity Manager (IdM) に登録するために使用するデフォルトのツールです。Red Hat では、アンダークラウドおよびオーバークラウドに TLS-e を設定するのに、novajoin
を使用するデフォルトのソリューションよりも、新たな Ansible ベースの tripleo-ipa
ソリューションを推奨しています。詳細は、Ansible を使用した TLS-e の実装 を参照してください。
残りの IdM 統合を続行する前に、登録プロセスを実行する必要があります。登録プロセスには、以下の手順が含まれます。
- アンダークラウドノードを認証局 (CA) に追加する
- アンダークラウドノードを IdM に追加する
- (オプション) オーバークラウドの DNS サーバーとして IdM サーバーを設定する
- 環境ファイルを準備しオーバークラウドをデプロイする
- IdM および RHOSP でオーバークラウドの登録をテストする
- (オプション) IdM に novajoin の DNS エントリーを追加する
注記
現在、novajoin を使用した IdM の登録は、アンダークラウドとオーバークラウドのノードのみで利用可能です。オーバークラウドインスタンス向けの novajoin の統合は、今後のリリースでサポートされる見込みです。