2.2.4.3. デフォルトのファイル共有種別の設定

Shared File Systems サービスを使用して、ファイル共有の種別を定義することができます。これを使用して、特定の設定のファイル共有を作成することができます。ファイル共有の種別は、Block Storage のボリューム種別に類似した機能を持ちます。それぞれの種別には、追加の仕様などの関連する設定があります。ファイル共有の作成時に種別を呼び出すと、その設定が共有ファイルシステムに適用されます。

Red Hat OpenStack Platform(RHOSP)director には、デフォルトのファイル共有種別が必要です。ユーザーがクラウドにアクセスできるようにするには、デフォルトのファイル共有種別を作成する必要があります。NFS バックエンドに CephFS を使用する構成では、manila type-create コマンドを使用します。

manila type-create default false

共有種別に関する情報は、『ストレージガイド』 の「ファイル 共有の作成および管理 」を参照してください。