付録B インスタンスの起動ウィザードの有効化

Dashboard からインスタンスを起動するには、2 つの方法があります。

  • インスタンスの起動フォーム
  • インスタンスの起動ウィザード

インスタンスの起動フォームはデフォルトで有効化されますが、インスタンスの起動ウィザードを随時有効化することができます。インスタンスの起動フォームとウィザードを同時に有効化することも可能です。インスタンスの起動ウィザードにより、インスタンスの作成に必要なステップが簡素化されます。

  1. /etc/openstack-dashboard/local_settings ファイルを編集して以下の値を追加します。

    LAUNCH_INSTANCE_LEGACY_ENABLED = False
    LAUNCH_INSTANCE_NG_ENABLED = True
  2. httpd サービスを再起動します。

    # systemctl restart httpd

インスタンスの起動フォームとウィザードの設定が更新されます。

これらのオプションのいずれか 1 つのみを有効にした場合には、Dashboard で インスタンスの起動 ボタンをクリックすると、そのオプションがデフォルトで開きます。両方のオプションを有効化した場合には、Dashboard に インスタンスの起動 ボタンが 2 つ表示され、左のボタンはインスタンスの起動ウィザード、右のボタンはインスタンスの起動フォームを表示します。