第1章 概要
本書で使用しているサンプルの HA デプロイメントは、以下のガイドを参考にしています。
下図は、本ガイドに記載の HA 機能のテスト専用に作成された特定の構成を示しています。この環境を再作成するための詳しい方法については、「付録A Red Hat OpenStack Platform 13 HA 環境の構築」の付録を参照して、手順を試すことができます。
図1.1 director を使用してデプロイした OpenStack HA 環境

1.1. 高可用性サービスの管理
高可用性 (HA) のデプロイメントでは、コアコンテナー、アクティブ/パッシブ、systemd、プレーンコンテナー の 4 つのタイプのサービスがあります。コアコンテナーとアクティブ/パッシブのサービスは Pacemaker によって起動/管理されます。その他のサービスはすべて、systemd で systemctl コマンドを使用するか、Docker で docker コマンドを使用して、直接管理されます。
- コアコンテナー
- コアコンテナサービスには、Galera、RabbitMQ、Redis、および HAProxyが含まれます。これらのサービスはすべてのコントローラノード上で実行され、開始、停止、再起動の各処理に固有の管理と制約が必要です。
- アクティブ/パッシブ
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アクティブ/パッシブ のサービスは、1 回に 1 つのコントローラーノードでのみ実行され、
openstack-cinder-volumeなどのサービスが含まれます。アクティブ/パッシブのサービスの移動は Pacemaker で実行する必要があります。これにより、正しい停止-起動のシーケンスが確保されます。 - Systemd とプレーンコンテナー
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Systemd およびプレーンコンテナーのサービスは、独立したサービスで、サービスの中断に耐えることができる想定なので、Galera を再起動した場合に
neutron-server.serviceやopenstack-nova-api-dockerなどのコンテナーのサービスを手動で再起動する必要はないはずです。
director を使用して HA デプロイメントを完全にオーケストレーションする場合には、director が使用するテンプレートと Puppet モジュールにより、HA 全サービスが設定され、特に HA に向けて正しく起動されます。また、HA の問題をトラブルシュートする場合には、HA フレームワーク、docker コマンド、systemctl コマンドのいずれかを使用してサービスと対話する必要があります。

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