2.3. Service Telemetry Framework 1.5.2

このリリースノートでは、Service Telemetry Framework (STF) の本リリースをインストールする際に考慮すべき拡張機能および削除された機能を説明しています。

本リリースには、以下のアドバイザリーが含まれています。

RHEA-2023:3785
Release for Service Telemetry Framework 1.5.2

2.3.1. バグ修正

これらのバグは本リリースの STF で修正されています。

BZ#2211897

以前は、OperatorHub.io Operators CatalogSource から Prometheus Operator をインストールしていましたが、これが Red Hat OpenShift Container Platform でのクラスター内モニタリングを妨げていました。

これを修正するために、STF のインストール中に Community Operators CatalogSource の Prometheus Operator を使用するようになりました。OperatorHub.io Operators CatalogSource から Community Operators CatalogSource に移行する方法の詳細は、ナレッジベースの記事 Migrating Service Telemetry Framework to Prometheus Operator from community-operators を参照してください。

2.3.2. 機能強化

本リリースの STF では、以下の点が強化されています。

BZ#2138179
STF で RHOSP 16.2 を監視するために、director Operator を使用して Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) をデプロイできるようになりました。

2.3.3. 削除された機能

本リリースの STF では、以下の機能が削除されています。

BZ#2189670
一時ストレージに関するドキュメントが削除されました。実稼働環境では必ず永続ストレージを使用してください。