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第2章 OpenDaylight の基本概念の理解
2.1. ネットワーク仮想化の仕組み
物理的な世界では、サーバーは物理イーサネットスイッチとケーブルによって接続されます。各サーバーには固有の IP アドレスがあり、直接または IP ルーターを介して通信できます。サーバードメイン外にあるリソースにアクセスするために、通信は外部ゲートウェイを通過して、ファイアウォールによる不要な通信から保護される外部サーバーに行われます。ほとんどの場合、このような通信が特別に確立されない限り、異なるドメインのサーバーは相互に直接通信できません。
図2.1 物理ネットワーク

サーバーの仮想化を使用する場合は、仮想マシンに同様のネットワークストラテジーを提供する必要があります。仮想化環境では、異なるドメインの複数の独立した仮想マシンを同時に実行できます。また、同じドメインの仮想マシンは異なる物理サーバーで実行できます。仮想コンピュート負荷には、物理デバイスと同様の接続およびセキュリティーサポートが必要です。異なるドメインからのコンピューティング負荷が同じサーバーでホストされている場合は、セキュリティーがより重要になります。異なるドメインの仮想デバイスは、同じ、重複 して のプライベート IP アドレスを使用することもできます。
図2.2 コンピュートおよびネットワーク仮想化

仮想コンピュートリソースのネットワークサポートは ネットワーク仮想化 と呼ばれ、ソフトウェア定義ネットワーク(SDN)コントローラーによって処理されます。これらの環境は、テナントの分離 を使用して相互に独立して機能できます。