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3.3. モデル駆動型のサービス抽象化レイヤー

Model-Driven Service Abstraction Layer (MD-SAL)は、Red Hat OpenDaylight プラットフォームの中心的なコンポーネントです。これは、ユーザー定義のデータおよびインターフェイスモデルに基づいて、他の OpenDaylight コンポーネントにメッセージングおよびデータストレージ機能を提供するインフラストラクチャーコンポーネントです。

MD-SAL ベースのアプリケーションの MD-SAL は、YANG モデルを使用して、コンポーネント間の API、プラグイン API、ノースバウンド API など、必要な API をすべて定義します。これらの YANG モデルは、OpenDaylight YANG ツールで Java ベースの API を生成するために使用されます。その後、RESTCONF 仕様に従って REST API にレンダリングされ、ノースバウンドプロトコルを介してアプリケーション通信に提供されます。

YANG および YANG Tools を使用して API を定義し、レンダリングすると、新規アプリケーションの開発が大幅に簡素化されます。API のコードは自動生成され、提供されたインターフェイスが常に一貫性を保つようにします。その結果、モデルは簡単に拡張できます。