3.4. IRQ

これらのコマンドを使用して、割り込み要求ライン (IRQ) ソフトウェアおよびハードウェア割り込みを表示します。

Actionコマンド

ksoftirqd ワーカーによって実行された CPU ごとの SoftIRQ バランシングを表示します

# cat /proc/softirqs | less -S

ksoftirqd ワーカーによって毎秒実行される CPU ごとの SoftIRQ バランシングを表示します

# watch -n1 -d -t "cat /proc/softirqs"

CPU ごとのハードウェアおよびソフトウェア割り込み (NMI、LOC、TLB、RSE、PIN、NPI、PIW) のバランシングを表示します

# cat /proc/interrupts | less -S

1 秒ごとに CPU ごとにバランスをとるハードウェアおよびソフトウェア割り込み (NMI、LOC、TLB、RSE、PIN、NPI、PIW) を表示します

# watch -n1 -d -t "cat /proc/interrupts"

タイマー割り込みを表示します

# cat /proc/interrupts | grep -E "LOC|CPU" | less -S

タイマー割り込みを毎秒表示します

# watch -n1 -d -t "cat /proc/interrupts | grep -E 'LOC|CPU'"

デフォルトの IRQ CPU アフィニティーを表示します

# cat /proc/irq/default_smp_affinity

特定の IRQ に対する IRQ アフィニティーを表示します (CPUMask)

# cat /proc/irq/89/smp_affinity

特定の IRQ (DEC) に対する IRQ アフィニティーを表示します

# cat /proc/irq/89/smp_affinity_list

特定の IRQ の IRQ アフィニティーを設定します (CPUMask)

# echo -n 1000 > /proc/irq/89/smp_affinity

特定の IRQ(DEC) の IRQ アフィニティーを設定します

# echo -n 12 > /proc/irq/89/smp_affinity_list

ハードウェア割り込みの CPU アフィニティーを表示します

# tuna --show_irqs

特定の IRQ の IRQ アフィニティーを設定します (DEC のサポート範囲たとえば 0-4 は 0 から 4 を意味します)

# tuna --irqs=<IRQ> --cpus=<CPU> --move

IRQ CPU 使用率分布を表示します

# mpstat -I CPU | less -S

特定の CPU の IRQ CPU 使用率分布を表示します

# mpstat -I CPU -P 4 | less -S

SoftIRQCPU 使用率分布を表示します

# mpstat -I SCPU | less -S

特定の CPU の SoftIRQ CPU 使用率分布を表示します

# mpstat -I SCPU -P 4 | less -S