Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat OpenStack Platform
8.7. 既知の制限
NFV のユースケース向けに Red Hat OpenStack Platform で OVS-DPDK を設定する場合には特定の制限事項があります。
- コントロールプレーンのネットワークには、Linux ボンディングを使用します。最大限のパフォーマンスを得るために、ボンディングに使用されている両方の PCI デバイスが同じ NUMA ノード上に設定されるようにしてください。Red Hat では、Neutron の Linux ブリッジ設定はサポートしていません。
- ヒュージページは OVS-DPDK を使用するホスト上で実行される全インスタンスに必要です。ゲストのヒュージページがない場合には、インターフェイスは表示されても機能しません。
- OVS-DPDK を使用する場合には、分散仮想ルーター (DVR) 等の TAP デバイスを使用するサービスのパフォーマンスが低下します。得られるパフォーマンスは、実稼働環境に適するものではありません。
-
OVS-DPDK を使用する場合には、同じコンピュートノード上のすべてのブリッジが
ovs_user_bridge
の種別となるようにしてください。同じノード上でovs_bridge
とovs_user_bridge
を混在させると、パフォーマンスに悪影響を及ぼします。また、この設定はサポートされません。